小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ, YouTube チャンネル) で毎週末誰かしらと一緒にカヤックを漕いでいます

2026年8月29日土曜日

20260829 愉快な仲間たち

今年の大一番と言っても良い日。大先輩が自分の名前で仕事を初めて30年目になった。クラブ員一同でサプライズのお祝いをしようと、一言も大先輩には言わずにこの夏のセッションに狙いを定めてきた。昼は季節に一度のパドリングセッションを満喫し、それでもいつもよりは少し早めに上がって飲み会を設定し、そこでサプライズ、という流れ。

当日の土曜は天気が今一つで、セッションが予備日の日曜になるかと危ぶまれる。でも土曜のほうが集まれるメンバーも多いし、いぶし銀の先輩の一言で土曜開催にこぎつける。土曜にしたい理由は言えないから、先輩一同大変気を揉んだ。そうして集まった当日は、20艇近くの船がハウスの前に並んで壮観だ。それが一斉に入江に浮かんでセッションが始まる。

軽く雨もぱらつく中、それでも漕いでいれば関係ない。大先輩を中心に静かな海を北に上がって荒崎の手前までやってきた。ちょうど岩場にうねりが入って大きく盛り上がる。なんでもやる先輩、いぶりがっこ先輩と僕の三人でポイントに浮かんで、いかにも波待ちをしていますという体勢に入ってしまった。

おりからのセットが来て、これは様子見とバックに漕いだら、その横でなんでも先輩が突っ込んだ。ありゃ、これ行くか?お、乗ったーと思ったら、左に艇を向けられて崩れた波の天辺で沈し、そのまま波に横に持っていかれた。ここは助けに行けない岩場。過去にはスリム先輩の舟を割り、オレンジシメスタをマダラちゃんにした。手で目を覆いながらも指の隙間から見る、そんな絵が頭に浮かびながら目を離せない。しばらくしてロールで上がった姿が遠目に見えたので、安心して次々くるセットから逃げた。

みんなが沖に出て、次々くるうねりに上下しながら一休み。いやー、見ごたえがあった。ここでグループは二つに別れ、波待ちをした二人の先輩は荒崎まで漕いでくるといって他の何人かと先に進み、僕は大先輩とランチの準備で俺の浜に戻るグループで漕いだ。僕はお昼用の水を積んでいる。もう一人、安全と安心のNZ先輩も水を持っている。そうして俺の浜について全員が戻るのを待ちながらのんびりとする。

そのうち、荒崎組のなんでも先輩といぶりがっこ先輩がピッチの早い漕ぎで戻ってきた。浜に近づくと、水を積んでたの忘れてたーと聞こえた。おもわず「せんぱーい、なにやってんすかー」と応える。でも水はちゃんと足りてました。だいじょうぶ。

曇り空もなんのその、ロールしたりして遊んでいたら大先輩のランチができた。夏の暑い日はこれに限る。大先輩の写真を拝借。

普段だったら日が暮れるまで暑い日差しのしたのんびりするけれど、今日はこの後の本番が待っている。買い出し組が先に何人か戻り、大きなダッチオーブン三個も大先輩の船に戻って帰り支度。それでも眼の前の浜にうねりがかすかに入るので、ダラダラと波待ちをしてしまう。そんな先輩二人と僕。それを大先輩がカメラで追っかけてくれた。

波を待つのも長くなって、なんでも先輩がしびれを切らしたか、最後に一回り、魚を引っ掛けてくると言って沖に漕いでいった。いぶりがっこ先輩と僕は最後にもうひと波待ってから帰りのパドルを回しだす。そうしてちょうど堤防でまた四人に戻る。残念ながら釣れなかったというと、もう一周ですか?言いたくなる。そう言いながら湾内を漕いでいたら、見事に宗田鰹を釣り上げた。釣りもやるし、波乗りして沈するし、ランチでお腹いっぱい食べたし、なんでも愉快に過ごしている。それを笑ってやらせてくれる大先輩の度量には恐れ入る。

そうしてクラブに戻ると着々と飲みの準備ができている。いよいよ種明かしをして大先輩も嬉しそう。みんなでお礼を言いながら、お酒を飲み始める。少ししたら大先輩はふと「えー、僕以外はみんな知ってたの?全然わからなかった。うれしいです」と話していた。

残念ながら僕はその三分の一しか漕げていないのだけれど、それでもまだ同じくらいは漕げると思っている。次のお祝いの区切りをこの愉快な仲間たちでまた囲んでいられるように、安全には一番気をつけて漕いでいきたい。これからもよろしくご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿