小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ, YouTube チャンネル) で毎週末誰かしらと一緒にカヤックを漕いでいます

2026年8月23日日曜日

20260823 夏を補給

クラブのロール練習会。7月に1回、8月に1回。半分以上泳ぐ日。はりきっていきましょう。

朝クラブハウスについて支度をしていると、レッド後輩も支度を終えて、ちょっと沖で練習したいからと声をかけてくれた。それで先に二人で出る。

岸から離れたところで緊張感を持って一通りのセルフレスキューをやりたいというので、横で見守る。沈脱して、一人で水を抜く方法、馬乗り、リエントリー。そうしていると、先に出ていた横乗り後輩が波遊びのポイントからこちら目指して沖に出てきた。朝から近場のポイントで結構遊べたそうだ。もう落ちたので少しのんびりしていたところ。挨拶をして、僕らはまた入江に戻った。

奥に戻るとみんなももう入江に浮いて練習をしている。パドルフロート、馬乗り、Tレスキュー。僕はスキンカヤックでやってみようと思って、パドルフロートを膨らます。デッキに腹ばいになり、後ろから足を入れようとして気がついた。これ、入った後に中でくるりと回れない。カナックでもそうだったじゃん。忘れてた。それなら、フロートで押さえながら馬乗りしようと思ったら、後ろのデッキに乗るとコックピットが沈んで水がどんどん入る。後ろ半分沈んでバウがせりあがる。小網代の入江だから面白いけど、沖で一人でこうなったら絶望する。

結局リエントリーで乗り込んだけど、水はタプタプ。その状態で乗ってもそれ以上沈みはせずに浮いてはいる。漕げば這うように進むので、岸まで100メートルとかなら漕げるだろう。面白いことに、中につめたポットボトルのおかげか、スカリングして舟を横にすると逆に水が抜ける。問題は、そのあとスカートをつける間にまた水が入ってきてしまう。

他にもいろいろやってみた結果、まずコックピットが垂直に立つように、例えば左舷が下、右舷を上にして他のカヤック2艇にバウとスターンを持ってもらう。持ち上げる必要はなくて、それ以上沈まないように手で持つだけでいい。そうしてHの字を作る。そこで水の中にいる僕がコクピットを下から押し上げるとだいたい水が抜ける。それで舟を戻し、H字はキープしてもらいながら馬乗りで再乗艇できた。後ろデッキに座っても水が入ってくることはなかった。風波ばしゃばしゃじゃなければ沖でもできそう。岸だったら水船のまま岸にいけばいい。

そしたら後はロールの練習。少しサポートになったりなんだりしながら昼飯を過ぎて、ちょっと俺の浜沖までいってまたおさらいをして、それでおしまいになった。自分の舟を夏のぬるい潮水でいっぱいにして、自分もすこしばかり塩分を増やして、夏の成分を体にいれて帰った。また夏も終わるなあ。

2026年8月22日土曜日

20260822 はずみをつけに

スキンカヤックに乗るようになって、前はできてたロールができない。しゃっきり上がらないと気分がしゃっきりしないので、房総の工房の練習に混ぜてもらって自分の現在地を確認しにいった。

最寄りの駅で降りて、半時間ほどの夏の道を歩く。今日は南西の風で、三浦半島の方から風が吹いてくる。涼しい。ここ数年間は毎週のように通った道だ。

工房についたら茶色いカナックが出してあって、それを貸してもらえた。さっそく着替えてカートを転がして近くの浜まででかけたら早速浮く。

なかなかできなかったロールをひとしきりやる。ちゃんと上がれる。舟の何が違うのか、自艇とはどこの違いで動きやすさが変わるのか。ロールするために作った舟ではないけど、できないのは少し申し訳ない。

いろんな動作を何度も繰り返す。明日は三浦で自艇に乗るので、しっかりと体を動かして覚えておこう。鼻の奥を通って頭まで潮水が通った感じになって、練習はおしまい。最後まで残ったもう一人と工房までカートを押して帰った。工房では冷や汁のお昼ゴハンが準備できていてご馳走になる。

帰りの電車まではまだ時間がある。今作業中のカヤックの骨組みを舐めるように見る。綺麗だよなあ。一艇は帆布を張っているところで、幅、深さ、長さがあってボリュームを持たせてある。波があっても力強く漕ぎ進めそうだ。ハルのラインをこれまた舐めるように見る。

そうして時間になったので、工房の大先輩とそのお弟子さんに挨拶をして帰る。帰りの道は夏の入道雲が立ち上がってた。

ここは青空だけど、あの雲の下は大雨だろう。よし、明日は自艇で思いっきり練習だ。


2026年8月15日土曜日

20260815 夏の盛り

先週防水の上塗りをしたので試してみたくてしょうがない。一つ台風が過ぎ去ったけど、また房総半島の東に次の台風ができてるらしい。波もあるのかもしれない。

最寄りのバス停を降りたらひまわりが背高く伸びていて見上げた。僕の口も開いてたと思う。青い空にピカピカの花がおおきく咲いていた。

クラブハウスで支度をして入江に浮かび、堤防に向けて漕ぎ出す。まあうねりはあるのかな、という程度。これならちょっと漕いでも大丈夫でしょうと、堤防を回ったら北に漕ぎ出す。それで岩場のポイントまで小一時間ほど。

満潮を過ぎた頃合いなので厚めの波がゆっくりと押し寄せて、いつも目印に使う岩場あたりでちょうどピークになる。何本か乗らせてもらって、自艇の動きを確認する。正直、舟を傾けても曲がっていかない。パドルのラダーでしか曲がっていかない。これは困った。そのうちに、大中小の大がくると目印の岩で盛大に崩れるようになった。これで巻かれたら舟壊れちゃう。これが潮時というやつで、舟を返して小網代の入江に戻る。ひとしきり波遊びまでやって、舟に水は入るけど、だいぶましになった。これなら小田和湾も越えていけそう。

入江で大先輩のツアー組に合流して、あとは一緒にのんびり漕いだ。昼休みでは黒崎の鼻にあがり、浜でのんびりする。朝の岩場でのサーフの話をすると、いぶりがっこ先輩はサーフをしに出ていった。他にもメンバー四人ほど、ゲストさんがのんびりしている間に荒崎まで往復するといって出ていった。今日は曇りがちで涼しい。バンバン漕いでも熱くならない。帰り道の俺の浜でのコーヒーも、少し雨がふったりして寒いくらい。8月お盆というのに、火が欲しくなった。

それでも入江に戻ると水はまだまだ暖かい。ようやく出始めたタコクラゲに挨拶しながら、たっぷり水につかる練習をして舟を上げた。

2026年8月9日日曜日

20260809 久しぶりに

台風が沖縄あたりをうろうろしている週末。それでも日曜日には三浦にでていた波浪注意報も無くなって漕げそうだ。遠出はできないけど、朝から出かけてのんびり過ごそうと思う。

筋トレ後輩と申し合わせて三崎口駅からのバスに乗るはずだったけど、そのバスに乗ってこない。ぴったりの電車からの乗り換え時間は4分ほど。後輩からのメッセージをバスに揺られながら読み返してみたら、バスの時刻を10分ズレて考えてるらしく、時間があると勘違いして、コンビニで買い物してたそうだ。次のバスは小一時間後なので、自力で駅から小網代の森を通って歩いてくるそうだ。

それでクラブハウスに一人で着いてみると、オレンジの船が一つない。なんでもやる先輩が一時間ほど前にはもう出ていた。あー、波遊びだな。昨日までは波浪注意報が出ていたから我慢してたに違いない。

実は僕は昨日もクラブハウスに来て、自艇の防水塗装の上塗りしていた。もし、誰か来るようだったら、作業の合間に一緒に艇を出して遊んじゃったりなんてすけべ心があったけど、中々みんな分別があって、湾から出るようなやんちゃは誰もやりに来なかった。白鬚神社に、謹んで勤めますと頭を下げて安全を願う。

ともあれ今日は漕げる日だ。後輩を待ちながら自分の支度をしていたら、精悍な後輩といぶりがっこ先輩もやってきた。他にも何人かやってきて、先に出たり大先輩のツアー組を待ったり、それぞれが自分の時間で動いている。

遅れて着いた筋トレ後輩の準備もすんだので、精悍な後輩とあわせて三人で入江に浮かぶ。さきにちょろっと漕いで、ツアー組にあとから合流するつもりで動く。

精悍な後輩は今年の初めに入会したのだけど、しまった顔、体つきをしていてイケメンレッドの風格がある。船も赤いしね。そして、距離も漕ぎたいと言うので、ツアー前に先に出て漕ぎまわるのに入ってくれた。ありがたい。まずは網代崎を回って近場のポイントに行くと、そこにはやはりいぶりがっこ先輩が一人、ヘルメットをかぶって遊んでいた。僕も被って何本かやる。ひっくり返る。これこれ。そのうちに、なんでもやる先輩もやってきて、久しぶりの夏の景色が染み入る。

少し遊んだら、ヘルメットの先輩二人とは別れて三人で沖網代まで漕ぎに行くことにした。陸からは二キロもないくらいだけど、岸から離れて向かっていく景色には大海原にでていく感が強くて僕は好き。今日は空気が乾いているのか、夏にはめずらしく富士山の頭が黒く、雲の上に見えた。

沖網代について、赤白のめでたい景色を眺める。ついでにここで馬乗りの練習をしておく。あー、涼しい。ちょっとスタートが遅れたので、ここまでとして入江に戻って行ったけど、精悍なるレッド後輩は満足してもらえたろうか。また今度はちゃんと早く出て雨崎や逗子あたりまで漕ぎましょう。

それで戻って大先輩のツアー組に合流したら、あとはのんびり黒崎の鼻まで往復した。黒崎の鼻では、前にメンバーだった甲斐性のある先輩が娘さん二人をつれて磯遊びに来ていた。世間話をすると、先輩はここのところ3日間、朝五時半にでて近場で波乗りしまくっていたそうだ。地元組はさすがに強い。というか、そんなに朝早いから最近会えなかったんだな。ともあれ、久しぶりの顔にあえて嬉しかった。また漕ぎましょー。

2026年8月2日日曜日

20260802 夏休み

朝クラブハウスにつくとなんでもやる先輩が支度をしていた。最近釣れ始めてるみたいですねと挨拶すると、クーラーボックスを忘れてきた由。暑いけど今日は漕ぐしかないなと行ってでていった。

自分も支度をして自艇で浮かぶ。今日は横瀬島まで行ってみよう。ソロで宮川湾を渡るのは初めてだ。舟を持ってくる時、それなりに漕いでるのに、ここらで自由に漕ぐのはまだ踏ん切りがつかないでいた。

網代崎を回ると海は静かでトロンとしている。夏も本番で浜は賑わっている。諸磯、三崎の堤防と漕ぎ進むと、はやくも戻ってきた先輩と行き違いながら挨拶した。このへんの水はひんやりとして気持ちいい。

ここまで頭の中がだいぶガヤガヤしながら漕いでたけど、馬の背あたりでそれがすっと落ち着く。安房崎から先も、ちょっと岸には寄ったけど普通に真っ直ぐ横瀬島を目指して漕いでじきに着く。


小休止で折り返し、帰りは岸ベタで漕いでいく。毘沙門の岩場を周り、盗人刈りを目指してたら何か声がした。振り返るとスキンカヤックの先輩が見えた。浜で水遊びしてたら僕が見えたので追いかけて来てくれたそうだ。浮かびながらしばらく話し、先輩はまた浜に戻っていった。お連れでもいればと思って遠慮したけど、一緒に上がってもっと話を聞かせてもらえば良かったなと、漕ぎ始めてすぐに残念に思ったけど、また機会をつくればいいと思い直す。

道中盗人刈りによって、浮かんだまま上を見上げる。ゆっくり出入りするうねりにつれて景色が前後する。僕の夏休み、とふと口をついて出た。その先の宮川マリーナの浜にも寄って、浅い水底に真上から指す陽の光と蝉の声をごちゃまぜにして吸い込む。

さて、大先輩のツアー組はどこにいるからな。三崎の堤防は越えてこないだろうと思いながら安房崎にとりつき、洞窟の浜を眺めるとタープをはったカヤックグループが見えた。人数的に違うようだ。

馬の背の先の岩場にちょっと入って出てくると、そこで大先輩たちに出くわした。こんなところまで漕いでくるとは思わなかったから意外に思ったけど、うまく合流できて嬉しい。赤羽根海岸に一緒にあがり、波で下半身を冷やしながら昼飯を食ってのんびりした。熱中症になる気配もない。

あとはのんびりコーヒー休憩の浜まで漕ぎ戻り、さらにのんびり水につかって入江に戻り舟を上げた。いつもと同じように漕ぎに来たつもりだったけど、しっかりと夏休みの日になった。

2026年7月25日土曜日

20260725 秘密基地で秘密練習

今日はクラブでレスキュー練習会の日。夕方から用事があるのでお昼ゴハンまでしか参加できないのが残念だけど、一年に一度の総ざらい、みんなと少しでも時間を過ごしたい。

早めについて一人で舟を出す。ぎりぎりまで漕ぎたいのでシェア艇を借りる。スキンカヤックだと、部屋の中に入れさせてもらっているので、水が滴らない程度まで乾かすのに時間がかかる。なのでWFKのプリンスを借りて入江に浮かぶ。

堤防までやってくると、造船所の主が小さなボートで釣りをしている。寄っていく短い時間にも竿を上げて豆アジを釣り上げてた。これを餌にして大きい魚を釣りに出るのだろう。

堤防から外に出て見回すと、風もうねりもないのっぺりとした海が広がる。空気も水気を含んでて全体に白く霞んでいる。荒崎までいこうかなとでてきたけど、浸水の心配がない舟なので水平線の向こうの沖網代に目が行く。久しぶり水平線に向かって漕ぎ出す。

伊豆半島が霞の中に消えているので、水平線と空だけが見える。大洋の中と思わせる景色。瀬戸内海で大槌島を目指したときもそうだったなあ。でも、今年四国寄りを漕いだ時はもっと狭く感じたなあ。

そのうちに沖網代の浮標が近づいて真下までやってきた。赤白のおめでたい色は相変わらずだ。海が静かだから、練習会の締めの外でのレスキュー総ざらいはどこでやるだろう。もしかしたらここらへんまで来て岸から離れた緊張感をもって沈脱するだろうか。

勝手に想像しながら岸に舳先を戻す。霞んだ景色とはいえ、戻る場所ははっきりと見える。直接湾内に戻ってもなんなので、荒井浜の沖にある岩場を目指して岸にとりつき、浅瀬の岩場で明るい水底を見ながら網代崎の先端まで戻る。水に沈んだ岩場には真っ青なスズメダイの群れがいつもいる。濃い青、薄い青の二種類群れがいるようだ。波に揺られながらキラキラした魚を楽しんだ後、入江の奥に戻ったらみんなが支度をしていた。

総勢15艇ほどで大先輩のまわりに浮かび、レスキューの方法を最初から一つづつおさらいしていく。パドルフロート、馬乗り再乗艇、グループレスキューと進んでいく。助ける方も助けられる方も両方。何をどういう順番でやるか、双方が知っていれば素早くことが済む。

それが終わったらロールの練習。バウを借りて、その次はフロートの浮力を借りて、段階をおって動作を確認していき、最後にはロールでフィニッシュ。そこでだいたいお昼ゴハンの時間になる。僕はここで早上がり。午後はみんな湾から外に出て、より深くて波があるところでまた総ざらいするのが定番コース。暑い盛りに水につかっていれば快適で楽しい。

僕は舟を片付けて道を歩いて帰る。その途中振り返ってみると、水面近くまで木が茂った影にたくさんのカヤックが小さく見えた。曲がった湾の奥も奥、そこを根城にして外の海にでる準備を整えているKMCC (小網代の森カヌークラブ)の面々。楽しいメンバーでこの夏も楽しく過ごしたい。

2026年7月18日土曜日

20260718 海はいつでも涼しい

 なかなか海に出れない週末が続いた。ダブルで台風がきてみたり、遠くにいても舟が壊れちゃうようなうねりが届いていたり。それで、ちょっとの曇りやぱらつく雨でも、海に出れるなら嬉しくてやってきた。

支度をして入江に浮かぶ。今日は南東からの風がずっと吹く。北東や南西はよくあるけれど、南東というのはわりと珍しい。風裏になので堤防から外に出ても波は静か。水はまだひんやりとして、その上の風は涼しい。追い風で気持ちよく黒崎、佃と漕いで引き返す。大きな浜にはカヤックが何艇も並んでいるのが遠目に見えた。今日は海も賑やかになるかな。

小網代の入江に戻るとツアー組が支度をして出てくるちょうど良い時間。すぐにみんなが浮かんで出発。今日は暑くなるだろうと距離を漕がずに諸磯沖の岩礁で水に浸かって暑い盛りを過ごそうという算段。

とはいえ海に出てみると涼しい時間が続く。潮もまだ高くて岩礁に船をあげる場所が少ないので、ちょっと先の黒鯛込を目指して岩の間を縫って進む。僕の番が来て岸ギリギリの水路を抜けていくと、岸の岩の上から黒い姿がこちらを覗いた。カヤック工房の同期がスノーケリングの支度で手を振ってくれた。

舟はどこですかと聞くと、今日は子供さんと海で遊びに来た由。遠くから漕いでるのが見えていてすぐわかったそうで、岸に近くに来たので声をかけにきてくれた。自作の舟を僕が小網代に持ってくる時、この同期が金田湾沖から諸磯まで伴漕してくれた。実は今日参加しているビジターさんもその時のツアーに参加していて、それから一年近くでまた同じ諸磯にいる。

同期に手を振って進み、岩場を抜けて黒鯛込で昼の休憩に上がる。潮が高くて入れ替わり、今日は水も澄んでいる。それぞれみんな水に浸かり、体が冷えたら少し高いところにあがって昼ごはんにした。思ったよりも雲が少なくて空の青さが広がる。そんな暑い日差しの下でも海を通る風は涼しい。


そろそろ潮も下がったでしょうということで、昼休憩を終わりにして諸磯までちょろりと漕ぎ戻り、岩場に舟をあげる。ここで少し悩む。フジツボだらけのここに上がる時、何か舟を痛めにくい方法はないだろうか。ロープで風下に流しておくかと、ちょっと場所を変えて一人試してみるけどうまくいかない。諦めて、気をつけながらひじきの絨毯の上を選んで舟をあげた。


日は高くなって雲も減り、日差しは十分だけど海の上のこの岩場はいつでも涼しい。水も良く入れ替わるらしく、ひんやりと透明な海水に浸かっていると体の芯まで心地よく冷えていく。そうしてのんびりとしたら喉が乾いたとコーヒー休憩の浜まで移動してまたのんびりして、それで入江に戻って舟をあげた。ビジターさんは海が好きらしく、最後に堤防を回って湾内に入ると、それまで良いペースで漕いでいたのが嘘のようにパドルが止まり、名残惜しそうに列の最後について入江まで戻った。気持ちはよくわかります。もしよかったらまた来てください。