小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ, YouTube チャンネル) で毎週末誰かしらと一緒にカヤックを漕いでいます

2026年8月2日日曜日

20260802 夏休み

朝クラブハウスにつくとなんでもやる先輩が支度をしていた。最近釣れ始めてるみたいですねと挨拶すると、クーラーボックスを忘れてきた由。暑いけど今日は漕ぐしかないなと行ってでていった。

自分も支度をして自艇で浮かぶ。今日は横瀬島まで行ってみよう。ソロで宮川湾を渡るのは初めてだ。舟を持ってくる時、それなりに漕いでるのに、ここらで自由に漕ぐのはまだ踏ん切りがつかないでいた。

網代崎を回ると海は静かでトロンとしている。夏も本番で浜は賑わっている。諸磯、三崎の堤防と漕ぎ進むと、はやくも戻ってきた先輩と行き違いながら挨拶した。このへんの水はひんやりとして気持ちいい。

ここまで頭の中がだいぶガヤガヤしながら漕いでたけど、馬の背あたりでそれがすっと落ち着く。安房崎から先も、ちょっと岸には寄ったけど普通に真っ直ぐ横瀬島を目指して漕いでじきに着く。


小休止で折り返し、帰りは岸ベタで漕いでいく。毘沙門の岩場を周り、盗人刈りを目指してたら何か声がした。振り返るとスキンカヤックの先輩が見えた。浜で水遊びしてたら僕が見えたので追いかけて来てくれたそうだ。浮かびながらしばらく話し、先輩はまた浜に戻っていった。お連れでもいればと思って遠慮したけど、一緒に上がってもっと話を聞かせてもらえば良かったなと、漕ぎ始めてすぐに残念に思ったけど、また機会をつくればいいと思い直す。

道中盗人刈りによって、浮かんだまま上を見上げる。ゆっくり出入りするうねりにつれて景色が前後する。僕の夏休み、とふと口をついて出た。その先の宮川マリーナの浜にも寄って、浅い水底に真上から指す陽の光と蝉の声をごちゃまぜにして吸い込む。

さて、大先輩のツアー組はどこにいるからな。三崎の堤防は越えてこないだろうと思いながら安房崎にとりつき、洞窟の浜を眺めるとタープをはったカヤックグループが見えた。人数的に違うようだ。

馬の背の先の岩場にちょっと入って出てくると、そこで大先輩たちに出くわした。こんなところまで漕いでくるとは思わなかったから意外に思ったけど、うまく合流できて嬉しい。赤羽根海岸に一緒にあがり、波で下半身を冷やしながら昼飯を食ってのんびりした。熱中症になる気配もない。

あとはのんびりコーヒー休憩の浜まで漕ぎ戻り、さらにのんびり水につかって入江に戻り舟を上げた。いつもと同じように漕ぎに来たつもりだったけど、しっかりと夏休みの日になった。

2026年7月25日土曜日

20260725 秘密基地で秘密練習

今日はクラブでレスキュー練習会の日。夕方から用事があるのでお昼ゴハンまでしか参加できないのが残念だけど、一年に一度の総ざらい、みんなと少しでも時間を過ごしたい。

早めについて一人で舟を出す。ぎりぎりまで漕ぎたいのでシェア艇を借りる。スキンカヤックだと、部屋の中に入れさせてもらっているので、水が滴らない程度まで乾かすのに時間がかかる。なのでWFKのプリンスを借りて入江に浮かぶ。

堤防までやってくると、造船所の主が小さなボートで釣りをしている。寄っていく短い時間にも竿を上げて豆アジを釣り上げてた。これを餌にして大きい魚を釣りに出るのだろう。

堤防から外に出て見回すと、風もうねりもないのっぺりとした海が広がる。空気も水気を含んでて全体に白く霞んでいる。荒崎までいこうかなとでてきたけど、浸水の心配がない舟なので水平線の向こうの沖網代に目が行く。久しぶり水平線に向かって漕ぎ出す。

伊豆半島が霞の中に消えているので、水平線と空だけが見える。大洋の中と思わせる景色。瀬戸内海で大槌島を目指したときもそうだったなあ。でも、今年四国寄りを漕いだ時はもっと狭く感じたなあ。

そのうちに沖網代の浮標が近づいて真下までやってきた。赤白のおめでたい色は相変わらずだ。海が静かだから、練習会の締めの外でのレスキュー総ざらいはどこでやるだろう。もしかしたらここらへんまで来て岸から離れた緊張感をもって沈脱するだろうか。

勝手に想像しながら岸に舳先を戻す。霞んだ景色とはいえ、戻る場所ははっきりと見える。直接湾内に戻ってもなんなので、荒井浜の沖にある岩場を目指して岸にとりつき、浅瀬の岩場で明るい水底を見ながら網代崎の先端まで戻る。水に沈んだ岩場には真っ青なスズメダイの群れがいつもいる。濃い青、薄い青の二種類群れがいるようだ。波に揺られながらキラキラした魚を楽しんだ後、入江の奥に戻ったらみんなが支度をしていた。

総勢15艇ほどで大先輩のまわりに浮かび、レスキューの方法を最初から一つづつおさらいしていく。パドルフロート、馬乗り再乗艇、グループレスキューと進んでいく。助ける方も助けられる方も両方。何をどういう順番でやるか、双方が知っていれば素早くことが済む。

それが終わったらロールの練習。バウを借りて、その次はフロートの浮力を借りて、段階をおって動作を確認していき、最後にはロールでフィニッシュ。そこでだいたいお昼ゴハンの時間になる。僕はここで早上がり。午後はみんな湾から外に出て、より深くて波があるところでまた総ざらいするのが定番コース。暑い盛りに水につかっていれば快適で楽しい。

僕は舟を片付けて道を歩いて帰る。その途中振り返ってみると、水面近くまで木が茂った影にたくさんのカヤックが小さく見えた。曲がった湾の奥も奥、そこを根城にして外の海にでる準備を整えているKMCC (小網代の森カヌークラブ)の面々。楽しいメンバーでこの夏も楽しく過ごしたい。

2026年7月18日土曜日

20260718 海はいつでも涼しい

 なかなか海に出れない週末が続いた。ダブルで台風がきてみたり、遠くにいても舟が壊れちゃうようなうねりが届いていたり。それで、ちょっとの曇りやぱらつく雨でも、海に出れるなら嬉しくてやってきた。

支度をして入江に浮かぶ。今日は南東からの風がずっと吹く。北東や南西はよくあるけれど、南東というのはわりと珍しい。風裏になので堤防から外に出ても波は静か。水はまだひんやりとして、その上の風は涼しい。追い風で気持ちよく黒崎、佃と漕いで引き返す。大きな浜にはカヤックが何艇も並んでいるのが遠目に見えた。今日は海も賑やかになるかな。

小網代の入江に戻るとツアー組が支度をして出てくるちょうど良い時間。すぐにみんなが浮かんで出発。今日は暑くなるだろうと距離を漕がずに諸磯沖の岩礁で水に浸かって暑い盛りを過ごそうという算段。

とはいえ海に出てみると涼しい時間が続く。潮もまだ高くて岩礁に船をあげる場所が少ないので、ちょっと先の黒鯛込を目指して岩の間を縫って進む。僕の番が来て岸ギリギリの水路を抜けていくと、岸の岩の上から黒い姿がこちらを覗いた。カヤック工房の同期がスノーケリングの支度で手を振ってくれた。

舟はどこですかと聞くと、今日は子供さんと海で遊びに来た由。遠くから漕いでるのが見えていてすぐわかったそうで、岸に近くに来たので声をかけにきてくれた。自作の舟を僕が小網代に持ってくる時、この同期が金田湾沖から諸磯まで伴漕してくれた。実は今日参加しているビジターさんもその時のツアーに参加していて、それから一年近くでまた同じ諸磯にいる。

同期に手を振って進み、岩場を抜けて黒鯛込で昼の休憩に上がる。潮が高くて入れ替わり、今日は水も澄んでいる。それぞれみんな水に浸かり、体が冷えたら少し高いところにあがって昼ごはんにした。思ったよりも雲が少なくて空の青さが広がる。そんな暑い日差しの下でも海を通る風は涼しい。


そろそろ潮も下がったでしょうということで、昼休憩を終わりにして諸磯までちょろりと漕ぎ戻り、岩場に舟をあげる。ここで少し悩む。フジツボだらけのここに上がる時、何か舟を痛めにくい方法はないだろうか。ロープで風下に流しておくかと、ちょっと場所を変えて一人試してみるけどうまくいかない。諦めて、気をつけながらひじきの絨毯の上を選んで舟をあげた。


日は高くなって雲も減り、日差しは十分だけど海の上のこの岩場はいつでも涼しい。水も良く入れ替わるらしく、ひんやりと透明な海水に浸かっていると体の芯まで心地よく冷えていく。そうしてのんびりとしたら喉が乾いたとコーヒー休憩の浜まで移動してまたのんびりして、それで入江に戻って舟をあげた。ビジターさんは海が好きらしく、最後に堤防を回って湾内に入ると、それまで良いペースで漕いでいたのが嘘のようにパドルが止まり、名残惜しそうに列の最後について入江まで戻った。気持ちはよくわかります。もしよかったらまた来てください。




2026年6月13日土曜日

20260613 暑くなれば

大先輩の西伊豆ツアーが入ってる土曜。空いてたら行きたいなと思ってたけど、めでたく満員。それなら三浦で漕ぎましょうとクラブハウスにでかける。午前中は風が落ち着いてても、午後一くらいから南風があがる予報。早めに動いて、正午には諸磯より北でのんびりご飯を食べて上がろうと思う。

着いて支度をしていると、銀ピカヘルメットの後輩がバイクでやって来た。後輩と言っても、ここに書くのに見分けがつきやすいよう、クラブに入った順番で便宜上そう書いてるだけで、経験で行ったらまったく逆。そんな後輩はごろごろいる。ともあれ、この後輩は大先輩が作ったサーフの動画でいかんなく腕を発揮している。ブローチしたのをブレースで耐え、横に持ってかれるさなかに沈したのをくるりと回ってブレース体勢に戻り、最後はロールで戻る。かっこいい。

その後輩に、今月末の房総サーフのツアーは申し込んだかと聞くと、まだだという。結構人入ってますよというとすぐに申し込みを確認したらこちらも満員になっていた。皆さかんでなにより。後輩は少し残念そうではあるけど、またの機会を目指して近場でロール練習してあがるそうだ。

そしたらなんでもやる先輩がやってきた。釣り道具を持っていて、これからシーズン始まりそうだからと嬉しそうだ。ここのところ小魚の群れが濃いのだけれど、そういうことなのかな。自分は釣りをしないので良くわからない。

とりあえず舟を持って歩いて出ると、今度はそこに筋トレ後輩がやって来た。皆示し合わせたわけではないけど、海況が良さそうな日はこうなるね。安房崎で待ってるよと振り返りもできずに言うと、応という返事。それで一人漕ぎ始める。潮が透明で気持ちがいい。薄曇りももう晴れて夏至直前の強い太陽を感じる。

諸磯は潮が引いてぐるぐる流れている。かすかなうねりと流れの波を楽しみながら岩場に入っていくと、ファルトと一艇すれちがう。ここまでにもシーカヤックやサーフスキーと結構すれ違う。みなさんもシーズンインかな。

長津呂崎、馬の背、安房崎と抜けてきて一休み。
振り返って15分くらいしたら筋トレ後輩がもう追いついた。ここまで一時間ちょうど。お疲れさん。足が攣りそうというので、もう気持ち休んだら横瀬島までをぺろりと漕いで引き返す。いぶりがっこ先輩もこちらに漕いできてるという。探しながら漕いでいくと、盗人刈りの沖くらいで合流できた。

まだ昼には早いけど、風は南に変わってるし、早めに三崎の堤防を回っておきましょうということで戻る。朝のファルトと今度は馬の背あたりですれちがった。そうして三崎の堤防をまわって一安心。諸磯の灯台はテント村ができているので、その一つ南側の浜に上がってゆっくりと昼飯にする。気持ちいい浜だなあ。

たっぷり温まって、先輩は早々とスノーケルマスクをだして泳いできた。それをもう一度温めて、その頃には南風をしっかりと感じるようになった。無理してもなんだし、こういうときは湾内で水につかって体を冷やして帰るに限る。追い風でツルリと漕いで湾内に戻り、鼻の奥まで塩水で洗う。それでさっぱりとして舟をあげた。カヤックは季節ごとにやることが違うので退屈してる暇がない。これから暑くなれば水がもっと恋しくなる。街なかは酷暑でも、ラッコのようにエビ島や黒鯛込で浮いてみればそんな暑さが絵空事のようだ。天気予報を信じて安全な室内でクーラーあたってるのは何の冗談かと思う。カヤック万歳だ。


2026年6月6日土曜日

20260606 梅雨の前に

台風がいった後の週末。午前中は北東の風が残るようだけど、午後にむけて落ち着く予報。遠出はできないけどのんびり漕ぐかなとでかける。

朝、自作艇の膝回りを少しいじっていたら筋トレ後輩がやってきた。そのあと大先輩もくる。今日は体調不良でツアーのお客さんがこれなくなった由。それでも何人かクラブメンバーが参加表明していたので駅まで迎えに行って、軽く一緒に漕ぐそうだ。風もまだ強く、雲が厚くて肌寒い。のんびり支度して一緒に行こうとダラダラする。

そのうちに、バイク乗りの後輩、地元に住んでる後輩、お堅い後輩、ぞろぞろやってきて、結局総勢10艇が水に浮かんだ。

したくをしているうちに雲が晴れて夏至前の強い日差しがさかんに熱を送る。でも空気はひんやりと乾いて気持ちがいい。梅雨の前の一瞬の天国。台風が水を入れ替えてくれたのか、潮も透明でキラキラしている。先週は赤潮がでて、江の島あたりの夜はずいぶんと夜光虫が光ったとニュースになったけど、台風一つでずいぶんかわる。

メンバーだけなのでサクサクと進む。北風の定番、荒崎を目指して堤防を出て右に曲がる。うねりはかすかに残るのみ。しずかな海面だけど、出し風はしっかりとあるので岸ベタで進む。途中三戸浜から一グループ、黒崎の鼻の沖でもう一グループとすれちがった。大先輩が挨拶を交わし、それぞれ進んでいく。良い海だもんね。ばんばん海に出ましょう。

黒崎の次は佃嵐崎。ここまではほんとに微かなうねりだったけど、ときおりそれでも波がたつ。手広くやっている後輩と大先輩はめぐり合わせの良い波で何本か乗った。僕は一本も乗れずしょんぼり。

そしたら次はどんどん引き。潮が低くて狭いけど、この程度のうねりなら入れるでしょうと進んでいく。一列になって、釣り人から遠く離れた端を進んでいき、一番奥でUターン。できるだけ舟をつめて、さあ、何人入れるか。九人目が入ったところでキツキツ、うねりのセットが入ってきたタイミングもあって、最後の一人になった筋トレ後輩は諦めて引き返した。本日の記録は九艇でした。

ちょっと戻った浜に上がりお昼ゴハン。それぞれのんびり過ごす。ロールする人、波を待つ人、昼寝する人。梅雨直前の乾いた空気を通る熱のこもった日差しを堪能して、あとは入江まで真っ直ぐ漕いで帰った。

入江では堅い後輩がスカリングブレースを練習したいというのでサポートにたつ。あっさりとできるようになって、スカリングの動きもみるみる少なくなり、最後は手が止まってTバランスブレースまでなった。すごい、体の動きをきちんと把握していて、思ったとおりに動かせるんだなあ。うらやましい。僕も練習しよう。これから水につかるのが楽しい季節が始まる。季節それぞれの楽しみ方でカヤックは一年中ほんとに飽きない。

2026年5月30日土曜日

20260530 がんばれー

知り合いが三浦をぐるりと走るイベントに参加するというので、それならカヤックを漕いで応援にいこうと出かける。知り合いを三浦海岸駅で見送ったら、僕はそのまま三崎口まで。バスを乗り継いでクラブハウスに。

大先輩の車はもうでかけている。今日は房総半島を漕ぐツアーがあって、クラブのみんなも大方そちらに参加しているだろう。自分の薄い舟を支度して一人で入江に浮かぶ。

知り合いの行程を考えるに、お昼すぎには海外町のあたりを通り過ぎるだろうから、それまでは適当に漕いで回ろう。ただ、午後は南風が上がってきそうな予報だからそこは気をつけてと。

網代崎を回った感じは追い風。ほいほいと漕いで三崎の堤防にとりつく。ここから先はすぐに上がる場所がない。長津呂崎まではミスれない。今の舟で一人で先に進むのは実は初めてだなあ。

ちょっと緊張しながら堤防沿いの波に揺られながら進み、長津呂崎、馬の背と抜けて安房崎までやって来た。宮川まで渡ろうかと思ったけど、西からの風を感じてやめておいた。

引き返すと決まったら時間はのんびりあるなあ。
ちょうど大潮の干潮で、安房崎灯台のしたの洞窟の浜の前は岩場がでている。馬の背を過ぎて岸べたで漕いでいたら、前から白いカヤックが来るのが見えた。誰かなと思いながら少し方向を合わせると、なんでもやる先輩だった。いつものオレンジのシェア艇が今日は房総ツアーに持っていかれたので、白いカヤックで出てきたようだ。見慣れないから少し迷った。

先輩と合流して話しながら漕いでいく。潮が引いて地形の変わった諸磯の岩場を縫って灯台の下の入江に滑り込んだ。ここはいつも水がきれいですね、いっちょ回っときますか?と水を向けると、ザバンと勢い良く回った。それならと僕も合わせて何度か回る。

そうしてふと先輩を見ると帽子とサングラスがない。どうしました?と聞くとまんまと落としたらしい。シーズン久しぶりの練習で油断したらしい。帽子は浮いているのをすぐ見つけたけど、サングラスは沈んでいったらしい。安いやつだけど、と言いながらも惜しいものは惜しい。

ダメ元でスノーケルマスク持ってますか?と聞いたらしっかり持っていた。さすがなんでもやる先輩。「舟を押さえててね」と一言残してドボンと泳ぎにいった。しばらく泳いで回ったけど、残念ながら見つからなかった。再乗艇したら寒くなったと見えて、これで帰るわと網代崎に向かって漕いでいった。

先輩はお酒が好きで、前は良く遅くまでクラブハウスで飲んで帰ったけど、最近は車で来て道が混む前、暗くなる前、昼前でさくっとあがって帰ることが多い。少し寂しくもあるけど、先輩と漕ぐといつも楽しい。この前も諸磯で波遊びして水につかりまくった。

先輩を見送ってそろそろ昼ごはんにしようとまだ人のいない浜を探して上がる。知り合いはまだ東京湾側を走っているだろう。お茶を一杯、濡れた服を乾かしながらご飯も食べて、青白緑の三浦カラーを望みながらのんびりする。

よい時間になったら三崎の堤防側までくるりと回って海外町の浜にあがる。道路が浜ぎりぎりを通るので、おいてあるカヤックが見えるだろうし、気づきやすいだろう。

道路際の和菓子屋さんで茶通というのを買って浜で食べながらまたお茶を一杯。脇の道路を次々と人が通っていく。知り合いからは、宮川、城ヶ島、海南神社と、ポイントごとに通過の連絡が入り、いよいよくるかと道路際に立って向こうを見やっていたら、走る姿がとうとう見えた。こちらに気づく瞬間を収めようと動画をとりながらじっとしていたら、全然気づかずにすり抜けそうになったのでこちらから慌てて声をかける。

ここまで40キロ以上走ってさすがに余裕なんて無いのだろう。悪かったなと思いながら、写真を一枚だけ撮らせてもらって送り出した。これからまだまだ20キロ以上残っている。たいしたもんだ。

だいぶ南風も上がって、僕はあとは戻るだけ。風に追われてすいすいと漕ぎ、湾内に戻ったらもう少し水につかって、それで舟を上げた。一日60キロ。カヤックだったらやってみたいな。



2026年5月23日土曜日

20260523 自転車漕いだ

風の強い土曜日、雨は降らなそうなのでそれなら自転車で三浦を漕いでみようかと思いたち、折りたたみ自転車を持ってでかける。

東香川から松山まで四国沿いを漕いでみて、どこも良いところだと思った。特に荘内半島の先端や沙弥島など、しょっちゅう出かけたくなるような場所ばかり。しかも自転車でのアクセスもしやすくて、これなら気軽に自転車で回ってみるのもありかと思い立ったらやってみたくて仕方がない。

そういうわけで、ものは試しとキャンプ道具をつめたヒップバッグと輪行バッグにいれた自転車を持って三崎口の駅に朝ついた。

ここで自転車を組み立ててまずはクラブハウスまでいく。

ついたら自艇を出してしばし手入れ。しばらく使って目止めをしたい部分が見つかったので、布用の接着剤でもって穴を埋めていく。曇り空の下だけど、太陽の力は十分に届いているのか、塗り拡げた接着剤がすぐ乾く。

ひとしきりやって気が済んだので、舟を片付けて、さあここからどこに行こうか。俺の浜でのんびりするのもいいよね。今日は風が強いからカヤックはでてこないだろう。

とりあえずは諸磯の灯台がみたいよねと、小網代からの急坂は自転車を押して上がって尾根の上に。四国の道って坂は多いんだろうか。そんな先のことをつい考えてしまう。

尾根筋道をちょっと走ったら「小網代の牡蠣」なんてのぼりがたっている。牡蠣好きだから気になるじゃない。見回して、交差点そばの海産物のお店を見に行くとあった。

海からあげてそのまま出しているので加熱用としているのだそううだ。生食用のは綺麗な水に一旦通して出荷するので、それをやってないので焼くなりなんなりしてねとのこと。なるほどね。それと、年中だしてるわけではなく、2月から5月一杯までの春前後のみ。今年はもうこれで終わりだねということで、また来年かと思いながら諦めた。来年は絶対に買って浜で蒸し焼きにして食べよう。そう思ったら、別に今日の道具でも蒸して食べれたじゃないとあとで気がついて、これをかいている時分には後悔したさらにその後。

ともあれ、諸磯までの上り下りを終えてついてみたら誰もいない。ありがたい。北風もちょうどよく吹いていて好きなように練習できる。ここでしばらくのんびりして、昼ごはんは三崎の港に出て地魚のフライ定食を食べよう、そうしよう。

正午が近くなってお腹が空いてきたけど、茶腹も一時、お湯を沸かして優雅に誤魔化す。三崎のご飯やさんは込んでるだろうから、一時半くらいまでのんびりしておかないと。ねそべって携帯を開き、剣崎では 9m/sくらい吹いてるなあと思う。陸の予報だと 5m/sくらいの風予報になるか。このくらいならタープでも寝れそうだ。 

ごろごろして丁度良い時間になったら荷物を畳んでまた自転車を漕ぎ出す。海外の入江を見ながら三崎のロータリーに入ってさくら屋に入る。ここの地魚のフライ定食が大好き。昔は天ぷらだった。すべてお魚で、野菜の天ぷらは一切無し。その時々で種類は違うけど、六種類の魚が盛られてでてくる。何年か前から天ぷらじゃなくてフライに変わってしまったのが少し残念だけど、フライも勿論美味しい。アジ、アナゴ、タイ、タチウオ、カマス、あと一つなんだか忘れた。どれも少しずつ味が違って、美味しいんだけれど特に気に入るやつもある。ただ、それが何の魚だかわからない。聞けば良いけど、これかな、あれかなと当て推量するのも楽しみの一つにしてる。

お腹がいっぱいになって、あとはどこまで行こう。気分が乗ったので、横須賀中央まで走ってみるか。ここから24kmほどか。自転車でキャンプするとしたら、一日 50キロちょっとくらいは走れるだろうか。ちょうどよい様子見だと走り出す。久しぶりに登った尻こすり坂はしんどかった。なんか新しい自転車も欲しくなるけど、まずはやってみて。

今日は風が強くてカヤックできなかったけど、そういう時にエクストリーム昼寝とうそぶいて、寝袋を持って海辺で寝てたことがある。それの発展と言えばいいか、一泊二日の自転車キャンプ、普通にやれそうだ。自転車漕いで足も鍛えておきたいし、カヤック旅行のロケハンにもいい。房総半島もフェリーで足を伸ばしてみるか。