小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ, YouTube チャンネル) で毎週末誰かしらと一緒にカヤックを漕いでいます

2026年6月13日土曜日

20260613 暑くなれば

大先輩の西伊豆ツアーが入ってる土曜。空いてたら行きたいなと思ってたけど、めでたく満員。それなら三浦で漕ぎましょうとクラブハウスにでかける。午前中は風が落ち着いてても、午後一くらいから南風があがる予報。早めに動いて、正午には諸磯より北でのんびりご飯を食べて上がろうと思う。

着いて支度をしていると、銀ピカヘルメットの後輩がバイクでやって来た。後輩と言っても、ここに書くのに見分けがつきやすいよう、クラブに入った順番で便宜上そう書いてるだけで、経験で行ったらまったく逆。そんな後輩はごろごろいる。ともあれ、この後輩は大先輩が作ったサーフの動画でいかんなく腕を発揮している。ブローチしたのをブレースで耐え、横に持ってかれるさなかに沈したのをくるりと回ってブレース体勢に戻り、最後はロールで戻る。かっこいい。

その後輩に、今月末の房総サーフのツアーは申し込んだかと聞くと、まだだという。結構人入ってますよというとすぐに申し込みを確認したらこちらも満員になっていた。皆さかんでなにより。後輩は少し残念そうではあるけど、またの機会を目指して近場でロール練習してあがるそうだ。

そしたらなんでもやる先輩がやってきた。釣り道具を持っていて、これからシーズン始まりそうだからと嬉しそうだ。ここのところ小魚の群れが濃いのだけれど、そういうことなのかな。自分は釣りをしないので良くわからない。

とりあえず舟を持って歩いて出ると、今度はそこに筋トレ後輩がやって来た。皆示し合わせたわけではないけど、海況が良さそうな日はこうなるね。安房崎で待ってるよと振り返りもできずに言うと、応という返事。それで一人漕ぎ始める。潮が透明で気持ちがいい。薄曇りももう晴れて夏至直前の強い太陽を感じる。

諸磯は潮が引いてぐるぐる流れている。かすかなうねりと流れの波を楽しみながら岩場に入っていくと、ファルトと一艇すれちがう。ここまでにもシーカヤックやサーフスキーと結構すれ違う。みなさんもシーズンインかな。

長津呂崎、馬の背、安房崎と抜けてきて一休み。
振り返って15分くらいしたら筋トレ後輩がもう追いついた。ここまで一時間ちょうど。お疲れさん。足が攣りそうというので、もう気持ち休んだら横瀬島までをぺろりと漕いで引き返す。いぶりがっこ先輩もこちらに漕いできてるという。探しながら漕いでいくと、盗人刈りの沖くらいで合流できた。

まだ昼には早いけど、風は南に変わってるし、早めに三崎の堤防を回っておきましょうということで戻る。朝のファルトと今度は馬の背あたりですれちがった。そうして三崎の堤防をまわって一安心。諸磯の灯台はテント村ができているので、その一つ南側の浜に上がってゆっくりと昼飯にする。気持ちいい浜だなあ。

たっぷり温まって、先輩は早々とスノーケルマスクをだして泳いできた。それをもう一度温めて、その頃には南風をしっかりと感じるようになった。無理してもなんだし、こういうときは湾内で水につかって体を冷やして帰るに限る。追い風でツルリと漕いで湾内に戻り、鼻の奥まで塩水で洗う。それでさっぱりとして舟をあげた。カヤックは季節ごとにやることが違うので退屈してる暇がない。これから暑くなれば水がもっと恋しくなる。街なかは酷暑でも、ラッコのようにエビ島や黒鯛込で浮いてみればそんな暑さが絵空事のようだ。天気予報を信じて安全な室内でクーラーあたってるのは何の冗談かと思う。カヤック万歳だ。


2026年6月6日土曜日

20260606 梅雨の前に

台風がいった後の週末。午前中は北東の風が残るようだけど、午後にむけて落ち着く予報。遠出はできないけどのんびり漕ぐかなとでかける。

朝、自作艇の膝回りを少しいじっていたら筋トレ後輩がやってきた。そのあと大先輩もくる。今日は体調不良でツアーのお客さんがこれなくなった由。それでも何人かクラブメンバーが参加表明していたので駅まで迎えに行って、軽く一緒に漕ぐそうだ。風もまだ強く、雲が厚くて肌寒い。のんびり支度して一緒に行こうとダラダラする。

そのうちに、バイク乗りの後輩、地元に住んでる後輩、お堅い後輩、ぞろぞろやってきて、結局総勢10艇が水に浮かんだ。

したくをしているうちに雲が晴れて夏至前の強い日差しがさかんに熱を送る。でも空気はひんやりと乾いて気持ちがいい。梅雨の前の一瞬の天国。台風が水を入れ替えてくれたのか、潮も透明でキラキラしている。先週は赤潮がでて、江の島あたりの夜はずいぶんと夜光虫が光ったとニュースになったけど、台風一つでずいぶんかわる。

メンバーだけなのでサクサクと進む。北風の定番、荒崎を目指して堤防を出て右に曲がる。うねりはかすかに残るのみ。しずかな海面だけど、出し風はしっかりとあるので岸ベタで進む。途中三戸浜から一グループ、黒崎の鼻の沖でもう一グループとすれちがった。大先輩が挨拶を交わし、それぞれ進んでいく。良い海だもんね。ばんばん海に出ましょう。

黒崎の次は佃嵐崎。ここまではほんとに微かなうねりだったけど、ときおりそれでも波がたつ。手広くやっている後輩と大先輩はめぐり合わせの良い波で何本か乗った。僕は一本も乗れずしょんぼり。

そしたら次はどんどん引き。潮が低くて狭いけど、この程度のうねりなら入れるでしょうと進んでいく。一列になって、釣り人から遠く離れた端を進んでいき、一番奥でUターン。できるだけ舟をつめて、さあ、何人入れるか。九人目が入ったところでキツキツ、うねりのセットが入ってきたタイミングもあって、最後の一人になった筋トレ後輩は諦めて引き返した。本日の記録は九艇でした。

ちょっと戻った浜に上がりお昼ゴハン。それぞれのんびり過ごす。ロールする人、波を待つ人、昼寝する人。梅雨直前の乾いた空気を通る熱のこもった日差しを堪能して、あとは入江まで真っ直ぐ漕いで帰った。

入江では堅い後輩がスカリングブレースを練習したいというのでサポートにたつ。あっさりとできるようになって、スカリングの動きもみるみる少なくなり、最後は手が止まってTバランスブレースまでなった。すごい、体の動きをきちんと把握していて、思ったとおりに動かせるんだなあ。うらやましい。僕も練習しよう。これから水につかるのが楽しい季節が始まる。季節それぞれの楽しみ方でカヤックは一年中ほんとに飽きない。