小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ, YouTube チャンネル) で毎週末誰かしらと一緒にカヤックを漕いでいます

2025年7月13日日曜日

20250713 お見送り

薄めの舟を自分で作ったので、今まで乗っていた薄い舟を手放そうと思っていた。引き取り手がいないか工房のつてで探してもらっていたところ、工房で一緒に舟を作ってきた工房同期が興味があるということで話がまとまった。

正直クセのある舟ではあるので、一緒に浮かんで様子がわかっている人に乗り続けて貰えるならこんなにありがたいことはない。

途中の駅で拾ってもらって、同期の車でクラブハウスに朝でかける。舟をラックから引き出すと、最近乗っていなかったのでデッキが埃っぽい。というか、またタヌキの足跡がついていた。よほど歩きやすいのかなんなのか。

舟を裏返したりして、ハルやバウの傷をちゃんと見てもらい、納得してもらえたようで車に積み込んだ。縦に積んであるツーリング艇と見比べると薄さが際立つ。


場所を変えて少し漕ぐという同期と舟を見送って、さて、自分の舟がないのでシェア艇を引っ張りだす。それで一回り漕いですぐに舟をあげた。あとは工房からここまで、新しくできた舟を漕いでくるぞー。


2025年7月6日日曜日

20250706 東京湾ぐるり

海況がいい。予行演習ということで、分割艇で千葉の工房から三浦まで漕いで帰るのにいいチャンス。

朝電車を乗り継いで工房についたら、置かせてもらっていた分割艇を組んで準備する。先にもう浜に出ていた何人かに挨拶し、海に浮かぶ。思ったよりも風があって、海の上は涼しい。陸の上での準備中ダラダラでてた汗がスッと止まる。とは言いえ猛暑日の予報だしソロだから、ペースを落としてのんびり漕ごうぜ。


水に浸かって涼んでる人たちに手を振って南に漕ぎ出し、堤防回って次の岬を目指す。この磯根崎から続く崖の景色は漕いでて気持ちがいい。途中の浜でカヤックが3艇ほど上がって休憩してた。どこの人達だろう。会釈してそのまま岸べたで進んでいく。

景色はガスって、と言うかスモッグ?向かいの竹岡あたりの岸がうっすらとしている。三浦半島はちょっとも見えない。本番に合わせてしっかり岸ベタに上総湊を過ぎる。何度も水に浸かりながら歩くように漕いで行く。

いよいよ金谷のフェリー乗り場が見えてきた。ちょうど久里浜行きのフェリーが出ていったのでそれを見送ってから航路をまたぐ。大体1時間おきに出航してるから、カヤックを上げる場所まで漕いで歩いて乗り場まで行って、次のフェリーに乗れるかなと気が焦る。ともあれ、すんなりフェリーに乗れた。船室のクーラーは寒いから、外で湖風に当たりながら、カヤックの近くで時間を過ごして休む。

フェリーのデッキにいるととても風が強いけど、風波は立ってない。弱い風でも船に横から当たった空気が通り道を探して強く抜けるんだろうか。海獺島近辺は静かなので、久里浜から家のそばまで漕げそうだ。


それにしても三浦側はさらに視界が悪い。久里浜に着いたらカヤックを引いて下船して浜まで歩き、そこからまた漕ぎ出す。ゆっくりゆっくり。ここまで汗はかいてると見えて、フェリー中のトイレは濃い琥珀色のがチョロっとトイレで出るだけだった。

久里浜の灯台を過ぎて外に出ると、またフェリーが入ってくるところだった。僕が着いてからもう小一時間たったということか。フェリーが過ぎるのを待って航路を渡り、発電所の岸壁そばを漕ぐ。堤防に守られて南からの波には静かだけど、万一の際に上がる場所がない。久里浜で航路渡ってから、発電所の堤防の南側を漕ぐ3キロ程が一番厄介だなと思う。ま、堤防は最悪上がれるか。

そんな事を考えながらパシャパシャ漕いでテトラの終わりまできた。ここは多分発電所からの排水があるところだと思う。途端に水温が上がって周りの空気に熱がこもる。風呂場に居るみたい。ロールしても冷えないなこりゃ。蒸し暑い中をしばらく漕いで、野比の海岸が近づくとやっとまた水温が下がった。目当ての浜に上る前に脱ってカヤックに足を引っ掛けて、浮いたまま体をしばらく冷やす。浜では学生さんがグループで水遊びしている声が聞こえる。芯まで冷えることはない水温で、いつまででも浸かってられる。本番はもっと暑いのかなあ。

それで舟を上げてカヤックを片付け。もうちょっと電車で家に帰った。これで東京湾一周した事になる。と言ってもカヤック漕いだのはほんの20キロちょい。殆どは電車だけど、なんか面白い。


本番の参考のため、風速の記録を貼っておく。





2025年6月29日日曜日

20250629 やってみて考える

千葉の工房に参加してスキンカヤックを作り始めてから二年半、毎回楽しく手を動かして、工房で色んな人と知り合わせてもらって、それでいよいよ舟が進水式を迎えられた。

同期にも恵まれて、僕より1つ先のペースくらいで進んでいくので色々参考にさせてもらいながら一緒に進水式となった。白いのが僕で、青いのが同期の舟。

写真の角度でそうは見えないけど、同期は身長があって僕のより長い舟。ガンネルの角度を鋭くしてボリュームを絞った。僕は一日漕いで遊ぶのに気持ちボリュームを上げたつもりに作った。

船体布に皺が寄ってて心配になるけど、浮かべて水に濡らしてこら乾かすとピチピチに張るという先輩の話を信じる。

いつもの工房公式ドリンク、赤い缶の発泡酒を舟に、そして海の神様に注いで見守っていただけるようお願いし、今後の精進を誓う。やはりリスクのある舟、気を引き締めて漕ぐぞ。

先に同期が海に浮かぶ。しっかり浮かんでる。こちらも急いで身支度して浮かぶ。膝のブレースの位置がうまく合わないなあと思いながらヨチヨチ漕ぎでて同期のそばまで行く。二年半、どんな乗り心地にしたいのか、なるのか、工房で何度も話題にさせて貰いながら作ってきた。感想は「普通に乗れそう」。ひとまず安心した。これなら小網代まで漕いで帰れそうだ。もちろん金谷、久里浜間はフェリー乗るけども。

一通り水に浸かり、沈脱もしたし、中にザブザブに水を入れてみた。やはりバルクヘッドが無いのでアホみたいに水が入る。その辺のリスクヘッジをちゃんとしないとな。

それで浜に上がって工房まで戻り、お昼を食べながら進水式を無事終えた。

正直リスクのある舟だと思う。絶対自分では作らないだろうと思っていたのに、その一線を越えて人間の悠久に直に触れたくなる魅力がカヤックにはある。しっかりとリスクを把握して、それを自分で抑えこみながら無理のない範囲で自然に触れさせてもらう。その判断がこの趣味の醍醐味。

まずは内房のこのあたりを行ったり来たり漕がせて貰おう。ますますカヤック楽しい。

2025年6月19日木曜日

20250619 ツワモノどもが

週末の予報が芳しくない。それに、用事が立て込んで予報が良くても海に出れない。そう愚痴ったら、筋トレ後輩がそれなら平日漕ぎましょうとの弁。いいね。

仕事の休みを入れて朝から出かける。クラブに着くと鍵が開いてる。今日はツアーもあるし大先輩かなと思ったらレジェンド先輩。三人で横瀬島までは決定。近況を話しながら支度をしてみんなで入り江に浮かぶ。湾内には少し赤潮がでてた。

網代崎を回っても油凪のまま。うねりもなし。そこかしこにアカクラゲとそれにカツオノエボシが浮いている。触手をパドルですくわないように気をつけよう。

淡々と漕いで長津呂崎、安房崎と回り、宮川湾を渡る。順調々々。薄曇りも晴れて湿った青空でも気持ちいい。途中ウミガメの頭が見えたと思ったらすぐに潜った。カツオノエボシ食べておくれ。ところどころトビウオも飛ぶ。もう丸々として美味しそう。

3人黙々と付かず離れず漕いであっという間に横瀬島。先輩はここで引き返す。気を付けて〜と声がしたらもう背中を向けて安房崎に漕ぎ出してる。僕ら2人は少し手を止めて思案しながら結局雨崎まで漕ぎ進む。

いつものゴールの岩に着いてちょっと戻り、雨崎の浜に上がって休憩とする。僕は初めてあがった。浜の端に2人ほど先客がいたけど離れたところだから大丈夫。後輩は波打ち際に座って腰を波に打たれながらパンを食べている。僕も横に立って一緒に腹にためる。たくさん食べておかないとペースについていけない。

自分のが済んだので水から上がり、壊れた櫓の方にブラブラ歩く。流木を組み合わせて平らな床と骨組みの柱、梁が少し崩れて残っている。以前は人がいつもいたようだけど、今はそんなこともなくてなんとやらも夢の跡か。

よし、諸磯まで戻ってツアー組に合流だと午後の部開始。まだ正午回ってないけど。南に向くと向かい風を感じる。予想より早く風が出てきたか。

ここまではまだ真向かいだったので楽に漕げた。剣崎を回ると横からの風になり、急につらい。ある予行演習にと、後ろのデッキに大きなドライバッグをくくりつけてここまで普通に漕いできた。ところが風波がでてから途端に難しい。後輩に合わせようと速くすると舟の風見を止められない。風浪も出てきて横から舟を叩くようになると、左を長く持って片側だけ漕いでも風見に負けるようになってきた。

後輩につくのは諦めて、風見と折り合いがつく速度で淡々と漕ぐことにして、横瀬島から東風崎のの沖まで来た。来る時は静かだったから気付かなかったけど、後ろのバッグか波を受けると中々舟を持ってかれる。チラホラうさぎが立つ中を後輩にかなり遅れて漕ぎながら安房崎、馬の背まで戻ってきた。ふう。

平日で人が少ないので、長津呂崎の水路を抜けられるかなと後輩が言うので、その提案に乗って人の居ない岩場を抜けて長津呂崎の入江の前に出た。これであとは向かい風。楽に漕がせてもらって堤防脇を抜け、諸磯に滑り込んだ。それなりに舟が揺られるなか漕げていい練習になった。

黒鯛込を出てくる大先輩と合流し、ゲストさんとのんびり漕いで締めとした。コーヒー休憩に上がった浜では、コーヒーが沸くまで後輩がいつもの昼寝を決めている。ああ、いい休日の前借りをさせてもらえた。さて、週末の予定を頑張るぞ。

2025年6月14日土曜日

20250614 長津呂崎

 また午前中しか漕げないけど、それでも海に出たいもんでクラブにやってきた。大先輩は何人かと房総サーフツアーに行っているのでこちらは静か。車はもう出ていた。

支度をして入江に浮かんでパドルを回し始める。あー、気持ちがいい。

網代崎をみると波は全然なさそう。房総はどうだろうか。ポイントを回るのは諦めて、諸磯のかねてから気になっていた物件をみてみようと南に進む。ちょっと足を伸ばして長津呂崎でトイレに上がってから折り返す。トイレ脇では夫婦で猫に餌をやっているのに行き合った。ボス猫に独り占めされないよう、離れたところにも餌皿をおいて芸が細かい。

また浮かんで三崎の堤防のギリギリを通りながら回り込んで海外町に入っていく。岩場の隙間のいつもの浜に舟をあげ、道路をてくてくと漕いで街並みをみて回る。カヤックも転がしてきやすいしいいところだなあ。

さてさて、ほんとにどうしようか。悩みながらまた水に浮いて網代崎を周り、湾の中で少し水に浸かってから舟をあげた。

2025年6月8日日曜日

20250608 船だけで

ここのところ縁があって内房に毎週のように出かけてたのだけど、いよいよ期が満ちて一区切りつきそうな様子に。それで一度このあたりを漕いでおきたいと思い、プランを練る。

できる限りカヤックを漕いで行きたいのだけれど、三浦から房総は東京湾をどうにかしないといけない。そこを漕ぐというのは社会的なリスクが高すぎるのでソロではちょっとやれない。自然に出てくる選択肢は久里浜から金谷へのフェリー。

なので久里浜まで漕いでフェリーに乗り、また金谷で漕ぎ始めて房総を漕ぐという行程をあたためていた。

そうして初めての海を漕ぐのにバッチリ予報の日曜に五分割のカヤックをコロコロ引いて日の出前から出かけた。本番はちょっと違うカヤックで漕ぐつもりだけど、今日はその予行演習。なので安心感のあるこの舟。

浜について舟を広げ、組み立て終えたら割といい時間。それでも2番目のフェリーには乗れそうだ。自分で行程を考えて、1人で荷物を運んで、ちっちゃいけど立派なカヤック旅を始めよう。

これ以上ない最高の海況、風は弱い、それでこの日にしたのに久里浜の発電所の堤防を回り込むところはガチャガチャした波が立つ。本番はどうなるか考えながら漕いでいく。

久里浜に着いたらフェリーの出港まであと30分。慌ててパドルを浜に忘れるところだった。エッホエッホとカートを引いて乗り場まで小走りして着いたら係員がカヤックの長さを測ってくれた。その長さを伝えて片道乗船券を買う。人、カヤック込みで3000円しなかった。

カヤックを引いてフェリーに乗り込んで階段下の脇に置く。係員さんが車止めをしてくれた。シーソーのようにばったんばったんしませんか?と聞かれる。相当揺れないと大丈夫と話したらそのままになった。あとは金谷までフェリーの中で腹ごしらえ。濡れた服で空調のきいた室内は体が冷えるな。そう思ってデッキに出た鼻先を大きなコンテナ船がかすめていく。曳き波がハッキリ見えるほどの穏やかな海況。

自分が漕ぐ辺りを見ながらあっという間に金谷についた。最後にカートを引いてフェリーを降りる。
車の通らない裏道をコロコロ歩いて近くの浜に出て、カートをしまったらすぐに漕ぎ出す。もう組み上がってるから楽チン。

漕ぎ出したらあとは岸を右に見ながらひたすら進むだけ。ここから先は初めてのエリア。東京湾を見渡しながら、ソロで初めての場所までやってきて漕ぐと言うのは、これまた初めてのことだなあとしみじみする。今までは、誰かしらと一緒に漕いでからソロで行くエリアを広げてきた。あ、そんなことなかったか、結構レンタルしたカヤックで知らないとこ漕いでた。

まあ、そんなであらかじめ頭に入れといた地形を見ながらパドルを回す。しっかりした堤防のある漁港まで来たら四分の一。それを過ぎて観音様の見下ろす長い浜の端まで着いたら半分。湾を真っすぐは渡らず、本番に合わせて岸ベタで。

いよいよ観音様が近くなったら黒いカヤックが浜に向かうのが見えた。そちらに漕ぎ進むと知り合いだった。挨拶して浜の途切れた崖の下を進む。

観音様の下の崖は見応えがある。どこかに遠征してるみたい。ここは普通に何度も漕ぎに来ていなと思いながらその端の岬を回ったら途端に東京湾に帰ってきた。この落差が面白い。

そこから漁港を1つ2つ過ぎたらゴールの浜についた。浜にはカヤックが数艇出ていて、知り合いの練習が始まってる。こちらに手を振ってくれたので返事の合図をして寄っていく。そうして舟を浜に上げて無事に小さな遠征はおしまい。

日を改めてこの舟で逆のコースをたどり、また三浦に帰る。それで本番前のロケハンは大丈夫でしょう。また観音様の下を漕ぐのが楽しみ。


2025年4月5日土曜日

20250405 空振りの桜

最近動悸がうつ。運動不足かなあ。午前中しか漕げないけど、やっぱり海に出たいなと朝からでかける。

大先輩は今日は花見ツアーをやるはずなので、ひと足先に回って様子見をしてから合流しよう。まずは北を目指して荒崎まで漕いでおいてから、南に戻って油壺に入る。いつもの桜は満開で、ほんの少しの花びらが散り始めてとても立派。

ゆっくり桜を見上げながら浮いて満足したので、戻りがてら諸磯でトイレによってから合流を目指す。網代崎につくかというところで北に向けて漕ぐカヤックの一群の後ろ姿が見えた。もう三戸浜手前くらいは漕いでいそう。しまった、富浦公園に行く線は考えていなかった。午前中であがらなきゃいけないので、公園まではいけないやと諦めて湾内に戻り、少しみずにつかってから上がった。

あとから聞いたら、富浦公園の桜はまだ全然咲いていなかったそうだ。残念。油壺の方がだいぶ咲くのが早かったんだなあ。