小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ) で毎週末誰かしらと一緒にカヤックを漕いでいます

2025年6月29日日曜日

20250629 やってみて考える

千葉の工房に参加してスキンカヤックを作り始めてから二年半、毎回楽しく手を動かして、工房で色んな人と知り合わせてもらって、それでいよいよ舟が進水式を迎えられた。

同期にも恵まれて、僕より1つ先のペースくらいで進んでいくので色々参考にさせてもらいながら一緒に進水式となった。白いのが僕で、青いのが同期の舟。

写真の角度でそうは見えないけど、同期は身長があって僕のより長い舟。ガンネルの角度を鋭くしてボリュームを絞った。僕は一日漕いで遊ぶのに気持ちボリュームを上げたつもりに作った。

船体布に皺が寄ってて心配になるけど、浮かべて水に濡らしてこら乾かすとピチピチに張るという先輩の話を信じる。

いつもの工房公式ドリンク、赤い缶の発泡酒を舟に、そして海の神様に注いで見守っていただけるようお願いし、今後の精進を誓う。やはりリスクのある舟、気を引き締めて漕ぐぞ。

先に同期が海に浮かぶ。しっかり浮かんでる。こちらも急いで身支度して浮かぶ。膝のブレースの位置がうまく合わないなあと思いながらヨチヨチ漕ぎでて同期のそばまで行く。二年半、どんな乗り心地にしたいのか、なるのか、工房で何度も話題にさせて貰いながら作ってきた。感想は「普通に乗れそう」。ひとまず安心した。これなら小網代まで漕いで帰れそうだ。もちろん金谷、久里浜間はフェリー乗るけども。

一通り水に浸かり、沈脱もしたし、中にザブザブに水を入れてみた。やはりバルクヘッドが無いのでアホみたいに水が入る。その辺のリスクヘッジをちゃんとしないとな。

それで浜に上がって工房まで戻り、お昼を食べながら進水式を無事終えた。

正直リスクのある舟だと思う。絶対自分では作らないだろうと思っていたのに、その一線を越えて人間の悠久に直に触れたくなる魅力がカヤックにはある。しっかりとリスクを把握して、それを自分で抑えこみながら無理のない範囲で自然に触れさせてもらう。その判断がこの趣味の醍醐味。

まずは内房のこのあたりを行ったり来たり漕がせて貰おう。ますますカヤック楽しい。

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