小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ, YouTube チャンネル) で毎週末誰かしらと一緒にカヤックを漕いでいます

2026年7月18日土曜日

20260718 海はいつでも涼しい

 なかなか海に出れない週末が続いた。ダブルで台風がきてみたり、遠くにいても舟が壊れちゃうようなうねりが届いていたり。それで、ちょっとの曇りやぱらつく雨でも、海に出れるなら嬉しくてやってきた。

支度をして入江に浮かぶ。今日は南東からの風がずっと吹く。北東や南西はよくあるけれど、南東というのはわりと珍しい。風裏になので堤防から外に出ても波は静か。水はまだひんやりとして、その上の風は涼しい。追い風で気持ちよく黒崎、佃と漕いで引き返す。大きな浜にはカヤックが何艇も並んでいるのが遠目に見えた。今日は海も賑やかになるかな。

小網代の入江に戻るとツアー組が支度をして出てくるちょうど良い時間。すぐにみんなが浮かんで出発。今日は暑くなるだろうと距離を漕がずに諸磯沖の岩礁で水に浸かって暑い盛りを過ごそうという算段。

とはいえ海に出てみると涼しい時間が続く。潮もまだ高くて岩礁に船をあげる場所が少ないので、ちょっと先の黒鯛込を目指して岩の間を縫って進む。僕の番が来て岸ギリギリの水路を抜けていくと、岸の岩の上から黒い姿がこちらを覗いた。カヤック工房の同期がスノーケリングの支度で手を振ってくれた。

舟はどこですかと聞くと、今日は子供さんと海で遊びに来た由。遠くから漕いでるのが見えていてすぐわかったそうで、岸に近くに来たので声をかけにきてくれた。自作の舟を僕が小網代に持ってくる時、この同期が金田湾沖から諸磯まで伴漕してくれた。実は今日参加しているビジターさんもその時のツアーに参加していて、それから一年近くでまた同じ諸磯にいる。

同期に手を振って進み、岩場を抜けて黒鯛込で昼の休憩に上がる。潮が高くて入れ替わり、今日は水も澄んでいる。それぞれみんな水に浸かり、体が冷えたら少し高いところにあがって昼ごはんにした。思ったよりも雲が少なくて空の青さが広がる。そんな暑い日差しの下でも海を通る風は涼しい。


そろそろ潮も下がったでしょうということで、昼休憩を終わりにして諸磯までちょろりと漕ぎ戻り、岩場に舟をあげる。ここで少し悩む。フジツボだらけのここに上がる時、何か舟を痛めにくい方法はないだろうか。ロープで風下に流しておくかと、ちょっと場所を変えて一人試してみるけどうまくいかない。諦めて、気をつけながらひじきの絨毯の上を選んで舟をあげた。


日は高くなって雲も減り、日差しは十分だけど海の上のこの岩場はいつでも涼しい。水も良く入れ替わるらしく、ひんやりと透明な海水に浸かっていると体の芯まで心地よく冷えていく。そうしてのんびりとしたら喉が乾いたとコーヒー休憩の浜まで移動してまたのんびりして、それで入江に戻って舟をあげた。ビジターさんは海が好きらしく、最後に堤防を回って湾内に入ると、それまで良いペースで漕いでいたのが嘘のようにパドルが止まり、名残惜しそうに列の最後について入江まで戻った。気持ちはよくわかります。もしよかったらまた来てください。




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