2021年10月24日日曜日
20211024 こっそりソロ
2021年10月13日水曜日
20211013 スポンジロール
予報は雨。でもそんなの関係ない。濡れて泳いで明日ぶデー。朝に大先輩の車に集合してサーフ遠足にレッツゴー。その車中、クラブのビルジスポンジを新調したので、ゆめゆめ無くさないようにという話になる。沈脱、とくにサーフの中で沈脱し、水を抜くなどすると、コックピットの中のものが流れ出し、気づかなかったり見失ったりでなくしやすい。その一番頭がスポンジ。そのためには沈脱を減らさなくては。
久しぶりのサーフ遠足。馴染みの六人で浜に舟を並べ、浜に打ち下ろす波をくぐってポイントにはいる。今日はサップもサーファーもおらず、ぼくらだけだった。
波の調子はちょうどよく、楽しく遊べるギリギリの大きさ。これ以上大きかったらシーカヤックだとめんどくさそうだ、という一歩手前の滑らかな波が、沖から沖から寄せてくる。昼飯もそこそこに、朝から夕方までひっきりなしに乗りまくって、今年のこれまでのストレスを追い出した。
いよいよお開きというところで巻いた波のタイミングが悪く合ってしまい前転をかます。舟が左ロール側に止まってしまったので苦手だけどそのままロール。パドルの角度がうまくあってなくて何度か失敗し、素直にロングロールでフェースの角度を確認してから上がった。スポンジなくさずにすんだ。危ない危ない。カヤックがまっすぐ立ったと言われ、大先輩が動画に撮っていたから楽しみだった。結果、ばっちり撮れていたので、切り出して拝借する。自分のカヤックが立つのは初めて見た。ほほー。
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| 大先輩から拝借 |
そうしてめいめいが最後の一本を終えて浜に戻る。誰もスポンジはなくさずに終わった。めでたしめでたし。沈脱もちろんあったけど、無くさないようにと思っていると、脱った時に周りを確認するし、また、きちんとロールして脱らないようにしようと意識する面もあったと思う。
ロールの最初の肝は、セットを反射的に行えるまで反復しているかどうか、だと思う。練習でロールはしていても、不意に沈した時に「ロール or 脱」の二択を意識するようではロールはできるようになっていないんじゃないだろうか。無意識のうちに自動的にセットをし、トライする。それが失敗した時に初めて、「アゲイン or 脱」の判断が意識に上ってくる。
今まで、練習ではできても実際の場でなかなか成功しなかった後輩が、この夏の練習の成果か、ふとバンバンロールが上がるようになった。話を聞いてみると、「脱」という選択肢がだいぶ消えたと見えて、沈した時に体が自動的にセットに入ったという。キャンプツアー中に岩の陰から崩れ波をくらって沈したときも、「シュラフ濡れちゃうかな」と考えながらセットに入っていたという。そこから脱の選択肢はもう消えている。その成果はこの日も生きていて、ロールの上がりざまにまた崩れ波で沈して、で都合三回のロールをきちんと上がりきってた。それで自信がついたのか、より大きな波を待って乗れるようになり、効率的にたくさん楽しめるようになった。これで波乗りが急速に上達すると思う。
ロールの話を書いたので、実践的なロールの要点を一つ書いておこうと思う。あくまで個人的な嗜好だけど、それはあがりきった瞬間の体勢が、フォワードストロークのフィニッシュとほぼ同じになること。体は立って、パドルのパワーフェースは水面に垂直で水から抜く瞬間。そうでないと、次の波から逃げたり、岩場から離れたり、次の一歩に遅れが出る。上がったら、まるでフォワードストロークを直前までしていたかのように、そのつながりで次のフォワードに入る。そういう意味で言えば、ホワイトウォーターで CtoC がスタンダードなのはすごく納得できる。
体が極端に後ろにのけぞったり、前のデッキに前傾したりして上がってくるロールは少なくともサーフのように常に水が動いているところでは使わない。後ろにのけぞるのは、膝のかかりが悪くても上げやすいので、余裕がない時にやることはあるけど。逆に、前デッキにべったりで、パドルを低く構えて上がってくるようなロールは使い所がない。顔をあげて辺りを見回し、パドルを構えてと、どうしてもテンポが悪い。
今回の遠征では、そういう実践を左右両方やらされた。波がロールのブラッシュアップを手伝ってくれた。夏の終りのいい区切りになったと思う。
2021年10月10日日曜日
20211009-10 羽根をのばす
波はかえってもまた寄せるものだから、引いている間にできるだけ羽をのばそう。今日はみんなで近場でキャンプなどをしてはどうだろうということで三崎口に朝に集合し、大先輩の車で一泊分の食料を買い出しによってからクラブで舟を支度してみんなで漕ぎ出した。
今日はクラブのシェア艇を借りてそこに荷物を積んだ。最近できた分割式のアリュートパドルっぽいやつで漕いでいく。遊び上手な先輩は見送りで、途中赤羽根海岸でお昼にするといって浜に向かってそれていった。僕らは上陸せず、そのまま安房崎から先へと進んでいく。長津呂崎から強まっていた向かい風がさらに強まる。目的地に向かって風との真っ向勝負。淡々とパドルを回す。
途中、クラブの何人かが先に出て、第一候補地の様子を見にいった。そろそろついた頃だろうと海上から電話で連絡してみると、果たして先客がいたということで、手前の別の場所に目標を切り替えて、それでもまだ風との真っ向勝負は続く。都合4時間を上陸せずに漕ぎ通して今夜の宿に舟を上げた。ビジターさんはよく頑張ってくれてた、お疲れ様。
大先輩には色々連れて行って貰っている。日本海が多いのと、あと一回瀬戸内も漕いだ。キャンプをして、また来たいなと思った浜がいくつかあるけど、三浦半島も全然負けていないと気づく。一日漕ぎまわる中で何気なく通り過ぎてしまっていた浜も、泊まりに上がってみると、遠征での浜と比べても一二を争うじゃん。
八景島から逗子までだったら、一日あれば回れちゃうくらいの手頃な半島の中で、いろんな海を経験できる。ここで身についたカヤック力はどこでも自分を自由に動かしてくれる。それは常々思っていたけど、加えてキャンプの楽しみも十分に受けとめてくれるなんて、そのありがたさといったらない。そしてなにより、クマが出ないのでぐっすり眠れた。
朝はもともとのんびり出発と決めていたので、朝にざっと降った雨の間、テントで本を読んで過ごす。気がせいたかすでにテントを畳んじゃった何人かが、大先輩と雨の立ち話をしているのが聞こえる。その雨雲が西に行っちゃうとすっきり晴れて、寒かった朝からは嘘のように暑い。落ちていく追い風をのんびりと漕いで、どこも寄り道せずに小網代の入り江に戻って舟を上げた。
| (大先輩から拝借) |
2021年10月6日水曜日
20211002 またひと夏
2021年6月26日土曜日
20210626 江ノ島
世の中の上がり下がりの間、一息つくまがあるかないか、その隙間を縫ってちょっと距離を漕ぐ。
行き先は江ノ島。分割艇をあらかじめ前日にクラブに移しておいたので、クラブからのスタートあんどゴール、行きは沖をまっすぐ、帰りは岸ベタでの鉄板コース。
行って帰って45km強。平均時速5kmで考えて、なんだかんだで10時間は海に出ていることになる。それだけいれば何かしらあるもので、それをチームでなんとかする良い実践でもある。
今年は四人乗りのコンコルドがないなと思っていたら、大先輩がタンデムを一艇出すという。レジェンド先輩と二人がタンデムで、道中何かあってもタンデムをローテーションすることで対応の幅が出る。
支度をして堤防から出てみれば、べったべたの凪の海。午後の風の上がりは気になるのもの、午前中は楽々ペースをつかみ、常にくっきりと見える江ノ島をめがけて漕いで行く。今回はタンデムを目標にきめて、その斜め後ろを一定の距離でコバンザメのようにくっついて漕ぐことにした。
他の舟から一定の位置を保って漕ぎ続けるにはそれなりに気を使う。いつもちょこちょこと細かいコントロールをする必要があって、そのうち疲れてくると、そういうのが面倒くさくなって自分の真っ直ぐで漕いじゃうこともある。それをせずに、今日一日をコントロールしきって漕いでやろうというのが今年の目標。
なんとか漕ぎきって帰ってきてみれば、これ以上ないという海況に恵まれ、みんなで笑顔でゴールした。自分のカヤックメモ帳にはページ一杯の出来事が書き込まれたけど、それをここに書いてもはじまらない。これは実際に来て、やってみて、そういう類いのものだなと気づいた。それでも思い出のよすがに、幾つかの単語を並べておこうと思う。
ムカデ
レジェンドナイト
あおり漕ぎ
トビウオ
江ノ島で溺れそうになった話
橋の上のアッキー
差し入れポカリ
フランスパンより美味しい物
激浅タンデムサーフ座礁
レジェンドは小田和湾がお嫌い
差し入れエビス
クラブでのツアーはいくつかあるけど、この江ノ島往復はその中でも一番のおすすめ。自分一人の力だけで江ノ島往復するのはある意味簡単だ。グループで、きちんとリスクを抑えた中で、このようなツアーを経験できるのはとても貴重だと思う。ですので...
あなたも一緒に江ノ島往復にチャンレジしてみませんか? 来年ぜひ。
2021年5月30日日曜日
20210530 自前でやる
2021年4月23日金曜日
20210423 前転
仕事や世間の波の合間を縫って、狙いをきめて漕ぎにでる。尾根筋から下る小網代への道で、木陰を抜けてくる風にジャケットのチャックを上まで閉めた。それでも、クラブハウスで支度をしていると、日差しの中の熱は確実に強まってる。
さて行きますかと、入り江の静かな森を見回してから漕ぎ出ていく。波がなかったらのんびりと南の方に漕ごうか、波があったら近場を転々と散歩をして回ろうか、特に行く先を決めずに小網代の湾から出てきた。網代崎をみると、台風2号からのうねりがしっかりとある。よし、近場をぐるりと回ろう。でも、今日はスタートが遅かったし北風もまだ強いから、荒崎までで小田和湾は越えないほうがいいな。
大筋決めて漕ぎ出すと、近場のポイントにはすでにサーファー・SUPが入っている。平日というのにお互いやりますな。沖からかすめて会釈しつつ先に進む。ここはパス、そんなに波もないしねと、すっぱい葡萄の狐を思い出しながら、でもお互い怪我したら良いこと一つもないからね。カヤックは波を探して20kmでも動ける。そして移動自体も楽しい。
結構向かい風だなーと、重いパドルを感じながら岩場の狭いポイントまで漕いできた。こっちもすでにサーファーが一人いる。ここのサーファーは態度が荒い。近づくだけで、向こうから寄ってきて強い言葉で追い出しにかかる。近寄らないのが無難。
それで、次はおめでたいポイントまでやってきた。ここは潮位が低い時にわりといい波が立つけど、僕ら以外が入ってるのを見たことがない。波待ちポイントで振り返ると、松の岬の向こうに富士山が見えて、どこか目出度い気分になる。今日の富士山は、のっぺりした青で塗りつぶされて書き割りの富士。
ここは大きめの波がちょろっと立ってすぐに落ち着くし、行った先が広く深いので、大きい波に安心して突っ込める。突っ込めば、しょっぱなから横乗りやロールでビショビショになる。慣らしが終わってココイチの波に突っ込んだら、バウが完全に沈んで前転した。それでも底にはつかない深さだから舟が傷む心配もない。いいねえ。大きい波のスピード感は格別で、ハルが水面を跳ねるポンポンという振動をお尻で楽しんだ。
しばらく遊んだら、これからどんどん潮が上がっていく時間帯。サーファー・SUPには乗りづらい波になるかなと、またポイント巡りに勤しむ。岩場は波が落ちず、サーファーが二人に増えてた。近場はSUPが岸に上がって波待ちをしていた。カヤックでなら乗れるかなという波をだいぶ待って一本のり、諸磯のほうまで足を伸ばした。
諸磯は南からのうねりがもろにぶち当たって、いつもの波待ちポイントで盛大に巻いてる。波はあるし、潮はまだ低かったしで、何本か巻かれてロールしたあと、灯台の入り江に上がってすこし様子見をした。舟を痛めそうだったし、低い水温を渡ってきた風に濡れて吹かれると、波待ちが少し寒い。地面からの熱に心地よくなりながら、潮が上がるのをのんびり待った。
少しは上がったかなとまた出ていったけど、波の巻き方がバウを刺しそうなので、いつもは邪魔な岩のさらにその先の落ち着いた場所で乗る。波があるので、それでも十分楽しくやれた。諸磯はポイントに両側から波が回り込んできて、乗ってる最中の真正面からも波がやってくる。一本乗り終わった場所で待っていると、反対の波でまた帰ってこれて、行ったり来たりの波遊び。
最後にもう一箇所、俺の浜のポイントで一本。大きいのに合わせたら、ちょうどバウが落ちて今度は底に当ててしまった。ここは浅いんだ。それで本日二度目の前転。ちょっとやりすぎた、これが潮時と戻って舟を上げた。
一日を通してあちこち漕ぎまわって、潮の高さでどこかしら遊べる場所があった。シーカヤックで楽しい波のピークは、サーファー・SUPの波とちょっとずれていると思う。三浦のいろんな海、お互い気をつけて一緒に楽しみたい。
