小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ, YouTube チャンネル) で毎週末誰かしらと一緒にカヤックを漕いでいます

2019年6月9日日曜日

20190609 出張居酒屋

昨日やろうと思っていてつい遊んでしまった残り仕事を片付けに三浦に行く。北東の風がちょいと強めに吹く予報で、もともと遠出のつもりはなかったのでちょうどよい。一日曇りで北風のため気温も上がらず、秋口を想像させるしんみりとした一日だった。小潮。

ちょっとは早起きしてクラブハウスにつく。双眼鏡で沖網代をガン見するとうさぎも立っておらず、まあ漕げなくはないかな。でも昨日遊べたから今日は自艇の仕事を片付けよう。

舟を五分割したあとの処置が問題。二個口になるのだけど、どちらか一つは背中に背負いたい。そうすれば両手が開くから、もう一個を電車に乗せたりなどの処置がやりやすくなる。そう考えて、いろいろロープのからげ方とか試してみたけど、腰ベルトがどうしてもいるとわかる。全部が肩にかかると、30kg の荷重が背骨-腰の接続にかかるわけだから当たり前か。なんとかして腰ベルトで腰に直接負荷をかけないと背骨と腰の付け根が危ない。

それでロープをからげたところにカラビナとD環で腰ベルトを取り付け、背負って歩いてみる。肩がずいぶん軽くなり、これならいい感じ。背負ったままクラブハウスの前をくるくる歩いてみると、目の前の入江にカヤックが入ってくるのが見えた。

こうなると自分がそわそわしてくる。とりあえず二個口にまとめてクラブハウスの中に移し、黄色のポリ艇を準備して自分も入江に浮かぶ。今日は一人かなと思ったら、ちっこい後輩が朝の散歩でとれたての枝豆を買ったので、昼過ぎに持ってきてくれると連絡があった。後輩は漕がないそうだけど。ともあれ、それまでには戻りたい。舟を出したのは11時半。13時に戻っておけばいいかな。

そしてヨットの脇を抜けたらすぐのところにカヤックツアーが一組。軽く挨拶をしてすぎると、その先の堤防手前にさらに大勢のカヤックが。あらら、結構北風の中でもツアーに来てるんだな。こちら側は風裏だからという判断かな。

目の前の大グループは堤防から湾口を渡って南の方に漕いで行った。僕はこれから一時間半分。時間が読みやすいように向かい風の北側に進む。引き返す時間と決めた時間には佃嵐崎までついていたので、ここで一息ついてから追い風でピューっと帰る。

堤防を回り、奥の入江まで入ると五分ほどの余裕があった。ロールで周り倒して舟をあげると後輩が迎えに出てくれた。舟を片付ける間に枝豆を茹でてくれる。ついでに鈴木水産で買ったといって、カンパチの寿司も出てきた。

それをつまみにビールを一缶、海草焼酎磯っ子も少し飲んで、隠岐の道後を一周した話などを聞かせてもらう。話のつながりで壱岐を一周した話や、納沙布岬を回り込んだ話など聞きながら、居酒屋のように楽しく飲み食いできた。ありがとうとお礼を言ってお開きにした。来週はもうちょっと自艇をいじって移動方法のめどをつけたい。それがすぎたら江ノ島ツアーだ。今年はコンコルドかタンデムに乗ろうかな。

2019年6月8日土曜日

20190608 来てみて考える

前日夕方に、土曜18前の強風注意報が三浦西岸に出ていて、南西の風だから漕ぐのは避けたい予報。それでも自艇の艤装や分割時の取り回しとか、ぼちぼちやろうかなと思ってのんびりいこうと思った。結果あまり風も強まらず、晴れ間を縫って思いっきり遊べた。中潮。

土曜のんびり起きた。家の諸々をすませて電車に乗って出かける。朝の予報だと夕方手前で風が弱まっていきそうで、その頃にちょろっとでも浮かべたらいいかな、それまではクラブハウスで陸の作業をしていようと思いながら、電車で携帯をいじる。

そしたらクラブの連絡網で、なんでも先輩が漕ぎに来る宣言をしていた。僕の乗ってる電車の数本前で向かってるようだ。朝起きたら風が弱まる予報に変わっていたから、ひとまずでかけてきたっぽい。車内でクスクス笑いがふと漏れる。

クラブについて剣崎の風をチェックすると、北東寄りの風が吹いていて、これなら近場で波遊びするのに問題なさそう。すでに支度の終わっていた先輩は先に行ってるねと船を担いで漕いで行った。

自分も支度をすませて追っかける。網代崎を見るともう波があるのがわかる。急いで堤防を出て近場に行くと、SUPが二人、サーファーが一人、そこに先輩がカヤックで一人。どれも見慣れた人たちだ。エリアがかぶらないように遊びだす。

波はカヤックにはちょうど良い。遠くから乗せてくれて、崩れずに奥まで届いてくれるので練習にちょうどいい。一本の波の中で、リーンのかけ方をイン、アウトと色々試しながら乗れる。スピードがあるから遠くにパドルを出しても強く水面が押し返し、ほぼ舟が横倒しになってガンネルが水面を切っていく。楽しい。ただパワーが強いから踏ん張る腕もそれなりに疲れる。特に手首。まっすぐ体重を加える場所を探りながら。

先輩も、横に向こうとするカヤックを無理やり抑えようとして最後は波にまけ、二度ほど沈してる。その都度あっさりひょいとロールで戻る。波の間隔があるので波が過ぎてさえしまえばリカバリもたやすい。とても安心して遊べる。

僕も横に向けられて真横に走った鼻先に波が崩れ、横っ腹にその波を真横からもらう。こういう時はブレースしても詮無いことで、素直に巻かれてロールする。

のんびり正午前から出てきたとはいえ、ひっきりなしにスピードのある波で遊ぶと疲れる。そのうちに引き潮いっぱいになり、浅すぎて波が崩れだしたので、疲れたこともあるしここで引き上げとした。雲がすっかり引いた晴れ間の下をのんびりと大回りして漕ぎ、沖網代、荒井浜沖、網代崎と回って舟を上げた。道中お互いの沈を笑い合いながらのんびり漕いで楽しかった。

今日はどうかと思う予報だったけど、蓋を開けてみれば楽しく遊べた。もちろん逆のパターンもあって、来てみたら予報より海況が悪く、予定よりも近場で引き返すこともある。そういう一つ一つの判断を積み上げるのもカヤックの楽しみの一つと思う。それで楽しく考えて帰ってみんなでビールを飲めたら一日いい日。明日も来よう。


2019年6月2日日曜日

20190602 名島往復

釣り人の朝は早い。年食うと起きるのが早い。年をとった釣り人はとっても早い。4時になる前から車がやってきてボートを支度しては釣りに出ていく。その音を聞きながらぬくぬくとクラブハウスで寝続けて、さっぱりと目が覚めて歯を磨く。一日曇りだろう。大潮。

前漕ぎの後輩がくるのに間に合うように朝ごはんを食べ、なんとなく準備を始めておく。NZ先輩、手漕ぎの先輩、早起きの後輩ものんびりと動いてる。水野さんの車はもう出ていった後だった。

そのうちに前漕ぎの後輩とその一番弟子が車でやってきた。前漕ぎの後輩はもう今年に入って 800km 漕いでるそうだ。まだ6月に入ったばかりというのにすごいペース。このまま漕ぐと一年で 2000km 行くなこりゃ。

今日はその後輩がグループのリーダとなってちょっと距離を出す。支度をしながら行く先を名島と聞く。了解です。グループのメンバーは、房総同期、NZ先輩と僕で全部で四人。浮かんだら堤防まで出て先を見る。

風のない相模湾は低い雲と濃い霞でぼんやりしてる。亀城礁が見えてくるまでしばらくかかる。沖に出るとトビウオが飛び出した。丸々太った胴体がしっぽをビビビと震わせしっぽ立ちし、ヒレを張ったらすーっと飛んでいってそのうちポシャんと落ちる。いつみても美味しそうだ。

亀城礁について一休み。今日は50分漕いで10分休むの繰り返し。亀城礁の岩場にはスズメダイの群れがいた。光るような青色が群れてると見栄えがする。NZ先輩はここで折り返して大先輩のツアー組に合流する。またあとでー。

亀城礁の次は直接名島を目指すけど、裕次郎灯台も名島の鳥居も見えるわけが無い。灰色の階調がなんとなく違う岬の一つに決めて、そのちょっと沖を目指して漕いで行く。漁船をさけたり、網を避けたりでまとまりながら漕いで名島についた。途中、ウミスズメを見た。ウミスズメとスズメダイを同時に見れたのは不思議だ。

名島についたら引き返して長者を目指す。途中鮫島の岩場を抜けていくところで知り合いにあった。向こうから、オレンジ色が眩しいカヤックに乗ってグリーンランドパドルを持ったグループが来るなあと思いながら挨拶をしたら、グループの後ろの方で手を振ってくれて気がついた。おー、ご無沙汰、元気そうでなによりー、と声を掛け合ってまたそれぞれ進んでく。こっちのグループはなんだか僕らより華やかな気がする。

房総同期が、そろそろ背中の筋肉がバリバリになってきたといってストレッチをしている。立石まで戻ってちょうど20km 。いいところの筋肉で漕いでるね。長者の砂嘴は浅くて盛り上がり、南側も岩場が出て通り抜けるのが骨なので昼休みは立石にした。

ここまで戻ってれば安心。まだまだ南風も上がる気配がない。今から出れば、大先輩のツアー組に簡単に合流できる。そうやってツルンとした小田和湾を渡って荒崎から沖網代。ここまで来たら、もう少し戻って距離を伸ばすだけ。ついでに釜根をタッチして引き返したら、ちょうど大先輩達が俺の浜から出てくるところに行き会えた。

沖から浜を目指して漕いで行くと、ツアー組の人たちがわらわらと浮かんで来た。そのうちの一人がこちらに向かって漕いできて、少しして止まるとコクピットの中からパーコレーターのポットを出して掲げた。小さい後輩の洋上コーヒーデリバリー、いただきます。

近づいて大先輩のシェラカップを受け取り、コーヒーを注いでもらう。もうだいぶ冷めていてこぼしても危なくない。それだけ浜でのんびりとコーヒータイムをしていたんだろう。このシェラカップはもう買えないやつなのだそうで、海に落としたら大変。気をつけて受け取り、飲み干したらPFDのカラビナにきちんと繋いでおいてから漕ぎ出した。

みんなで一緒に湾内に戻ると、リーダがこれで 38km こいだと教えてくれる。そしたら、せっかく後少しで40kmなのだからと、リーダは房総同期とあと 2km を漕ぎにまた堤防に向かって引き返していった。さすが前漕ぎの師範と弟子だ。この弟子は女性ながらも僕らと一日よく漕いだと思う。これなら、江ノ島往復もシングルで十分やれるんじゃないか。期待が膨らむ。

残りはのんびりと帰り、みんなで舟をあげておしまい。雲は厚かったけど、一日漕ぐ続けてちょうどよい陽気だった。知り合いにも葉山で会えて嬉しかったし、洋上デリバリも美味しかった。何より、人と一緒に思う様一日漕げた。これもクラブ様々だ。来週も楽しく漕ぎに来よう。


2019年6月1日土曜日

20190601 パドルキャップ試し漕ぎ・五年生

この週末はホタルを見にくるメンバーも多いかと思い、夜はクラブハウスに泊まる準備をして三浦に。晴れる予報だったけど、午後は思ったよりも雲が出た。まだ中潮。

そういえば、今日から五年生で、このクラブにはいって丸々四年間漕いだ。卒業する必要なんてないのだから、これからもだらだらと漕いで行くつもり。カヤック楽しい。

ツアー組が出てくる前に、ちょっと立石まで往復しておく。明日は前漕ぎが好きな後輩がくる。一緒に漕ごうかと思ってるけど、ついていけるか心配だから、ちょっと体を試しつつもあんまり疲れないように。

パドルキャップをつけたグリーンランドパドルでさかさか漕いで立石についた。最初はタプンタプンと、パドルを水に入れるたびに水を掻き込んじゃったけど、慣れたらすっと入るようになった。キャップのせいでタプンとしやすくなった気もする。スッと入る幅がすごく狭くなった。でもまあ、使ってるうちにズレて外れちゃうようなこともないし、いっか。

網代崎くらいまで戻ると、諸磯のほうにツアー組が見えた。追いかけて、諸磯灯台の入江でこっそりと交じる。数えると18艇ほど出ていて大船団だ。これなら最近の SUP にも負けてないぞ。お客さんは楽しい人たちで、賑やかに話しながらお昼の休憩場所まで無事に漕いだ。

みんなが浜に上がったので、ちょっとだけ長津呂崎まで一人で折返し。内側の堤防のトンネルを抜けて出たとき、後ろから声をかけられて、振り向くとNZ先輩が抜けて来るところだった。後ろにいたの全然気づいてなかった。一流のカヤッカーは常に視界が広いと大先輩の言葉。とほほ。気をつけよう。

お昼からの帰り道、鳥山をみつけては、スリムな先輩となんでもやる先輩がダッシュで突っこんでいく。僕らが途中でお茶をしに上がった時も、沖のキラキラした中を行ったり来たりしてずっとやってた。あの距離を足したら、きっとずいぶん遠くまで漕いでることになると思うな。

その夜は、お客さんは先に帰ったけど、残ったメンバーでお酒を飲んでホタルを見に行った。配達の途中の WFK 水野さんも加わって、過去のご経験や、WFK の設計の話など、いろいろ聞かせてもらいながら楽しくお酒を飲んだ。水野さんが寝たあとも、寝酒を最後に一杯と言ってからメンバーだけでだらだらと過ごし、真夜中をちょっとだけ過ぎて寝た。明日は前漕ぎの後輩とその一番弟子が朝からくる。それを迎えて一緒に漕ぐぞー。気合を入れてぐっすりと寝た。

2019年5月30日木曜日

20190530 悪あがき

カヤックではなかったけれど、先週末も短い時間とはいえ海には触れられた。みなとみらいから小型のモーターボートに乗って、ベイ橋とつばさ橋を左右に見える位置まですっ飛んでいき、帰りはちょっと大桟橋やらを眺めながらまたみなとみらいに戻るなどしてた。

でもやっぱりそれでは足らなくて、平日お休みをいただいて三浦に。朝の家事をしっかりと終えて、通学の学生に混じって三崎口の駅を降りる。今日は一日良いお天気。若潮。

そこで初めて、スペアのグリーンランドパドルを家に忘れたことに気づいた。自分の間抜けさに胸から腕までの力が一瞬で抜ける。肩が落ちるとはよく行ったもんだ。昨夜の準備で、忘れそうだから玄関先に出しておこうかと思いながらも、いや、そんなこと無いと部屋にそのまま立てておいた上での忘れ物。ズルけちゃいけいないなあ。

気を取り直してクラブハウスまで着き支度をする。今日は体をほぐす程度にして、のんびり楽しんで帰ろう。明日は人間ドックがある。あんまり疲れるとお小水も濃くなるし、へんな数字がでても嫌、とはいえ、ちょっとでも脂身を減らしておきたい、そういう意地汚い心持ちで入江に浮かぶ。

大先輩のツアー組を待つ間、疲れない程度にだらだらと過ごし、少し水も浴びた。ボートやヨットはなんだかんだ水の上という気がする。カヤックは水の上と水の中の間、その不思議な隙間がとてもしっくりとくる素敵な乗り物だと思う。

ツアー組が出てきて、平日というのにとても賑やか。シングル六艇で穏やかな海を進み、みなのんびりとこの隙間を楽しんだ。お昼の休憩時には、一人でちょっと黒崎まで漕いでいた房総同期が合流してきて、一段と賑やかに。

帰りがけに、同期とひとしきり水を浴びる。ロングはサーフの中でも上がるのだけど、まだまだショートが頼りなく、それを練習したいのだそうだ。みていろいろやりながら、ちょっとやって見せたりもしながら、こういう練習のできるいい時期になったなあ。それで帰って舟をあげた。

そういえば、小網代の森はこの時期ホタルが飛ぶ。アカテガニに次ぐ一大イベントになっているみたいで、梅雨前の爽やかな夜にたくさんの人が来て、二週間ほどの短いホタルの光を見て楽しみに来る。そのために、普段は夜には入れない小網代の森も、誘導の安全ボランティアが立って夜間開放してくれる。

今日のお客さん達も見たいと行ったので、みんなで日没を待って森に入り、ホタルの光を見て帰った。夜間開放は今週末まで。週末はクラブのみんなと見られるかな。




2019年5月20日月曜日

パドルの先にキャップつける

スペアにカーボンのグリーンランドパドル持ってて、時々気分に合わせて使ってるんだけど、やっぱり浅いところ漕いでると突っつく。諸磯あたりは特に良くやる。

先端が別部品になってて、傷んできたら交換できるようになってるやつもあるけど、僕のは安いやつだから傷んだらそれまで。

あちこち凹んだ部分をみては、補修のしかたをぼんやり考えてたけど、ふとゴムシートを縫い合わせてキャップみたいに被せてやれば行けるんじゃないかと思い立つ。

ハンズで厚み 1mm程度のゴムシートを買って、パドルの先端に合わせて D の字に二枚切り出したら、縁を合わせて曲線の辺をチクチク縫い合わせる。それを左右で2個作った。

ミョっと左右に引っ張ってパドルの先端に差し込んだらいい感じ。風呂の湯にパドルの先を突っんで、キャッチの感じを見る。縫い目の凸凹が巻き込んだ細かい泡が出るけど、目をつぶってれば感触に違いがないから別にいいや。


あとは使ってみて、漕いでる間に取れたりしないか試そう。良さそうだったら完成版を作って落ち着けそう。曲線部分を綺麗にカットして、あと縫い目の処理もきちんと。海で試せるまでちょっとあいてもどかしいけど、そんな時もあるよね。

2019年5月18日土曜日

20190517 PFDお試し

ちょっと午後が風が強そうだけど、日差しはあって気持ちよさそう。朝は波もありそうということで、午前中遊び倒して午後のんびりするつもりで早くから出かける。大潮。

もう朝が寒いということもめったになくなってきて、クラブハウスの前の芝生ですでにジリジリと熱を感じながら支度をする。後輩が一人、朝早くから来ていてすでに長者に向けて出ていったあとだ。

自前の PFD でできないロールがあるのが釈然とせず、支度をしながら思い立ってサブの PFD とクラブレンタルの PFD をハッチに詰め込んでおく。後で暇を見て違う PFD で試してみよう。

早速入江からヨットを抜けて網代崎を見る。いい感じにうねりが先端を洗ってる。すでに SUP が入っているポイントは避けて、近場で波で遊ぶ。綺麗ないい波で、カヤックで練習するにはピッタリ。舟を押してくれる感じが強く、あまりダッシュしなくてもスッと波に入れる。それを奥までいくつも乗らせてもらって楽しむ。

体がなれてくるとうちょっと刺激が欲しくなる。浜を一つ二つ渡って別のポイントを見に行く。でもそちらはサーファーが二人入ってた。大きい波が来て、彼らのひゃっほーが聞こえる。楽しんでるようでなにより。僕はおとなしくもとの場所に戻る。

そのうち大先輩達出てくる時間になったので、入江の奥に戻ると皆が舟を浮かべ始めたところだった。そこに早起きの後輩が長者を往復して帰ってきた。これでのんびり片付けて帰るそうだ。数カ月後にロングツアーに参加するみたいなので、着々と距離をこなしておくのって大事だよね。

僕らはまた入江から出て外に行く。なんでもやる先輩は途中で波遊びにひっかかり、先輩を残して僕らは北に。スリムな後輩も北に行くと先に抜けていった。追い波、追い風で、皆で飄々と進む。でも調子に乗って行き過ぎると帰りの向かい風が辛い。佃嵐崎の浜に上がり、ここでお昼とした。

大先輩がお昼を作っている間、朝サーファーがいたポイントを見に行くと、釣りSUP がひっくり返ってゾーンの岩の間で泳いでる。ボードとは離れずにすんだみたいで、見ているとそのうち岩の脇でボードの上に戻った。すると、ポイントに一人いたサーファーが寄って行って、波の立ちにくい岩の隙間を指さして、戻る道をアドバイスしているようだった。そうして膝立ちで漕いで戻っていく釣りSUPの上にはクーラーボックスが一つだけ乗ってた。

釣りSUPに声をかけたあと、そのサーファーは浜に上がってすぐに帰っていったのでポイントがあいた。ラッキーと思って何本か遊ばせてもらって大先輩のお昼に戻った。ほくほく。

雲がはれて日差しがたっぷりあって、浜でのんびりしているのが楽しい。ポカポカしてきたので、持ってきた PFD を取り替えてロールを試す。やっぱりクラブレンタルの PFD は百発百中でできる。自前の二つの PFD は百発で百はずす。PFD の浮力の無さが技術でカバーできる範囲かどうか、この夏のテーマにしてみよう。

お腹もおちついて、大先輩が次を考えている。帰りの向かい風は思ったよりも弱まらずだ。よし、もう先には進まずに、のんびりと向かい風を漕いで帰ろう。そういえば北に行ったスリムな後輩も、波遊びにひっかかった先輩も、どちらも合流してきていない。電話をしたら後輩は長者まで行っていた。帰りがんばってー。

向かい風でも漕いでいれば進む。黒崎、俺の浜で休憩を入れつつ、午後丸々をゆっくり使って帰って舟をあげた。波で遊び疲れた先輩、長者から向かい風を漕ぎ戻ってきた後輩とも黒崎で合流できて、ぽつりぽつりと話をしながら漕ぐのも楽しい。来週はちょっと漕げそうにないから、小網代のホタル、6月の週末まで残ってますように。