小網代の森カヌークラブ (パドリングウルフ, YouTube チャンネル) で毎週末誰かしらと一緒にカヤックを漕いでいます

2020年11月27日金曜日

0本目 = 5本目

 パドルを自作するようになったそもそものきっかけは大先輩にもらった削りかけの材だった。おおまかに羽子板になった状態で何年か寝かされてあった青森ひばの材。それを適当なデザインナイフで目分量で削り始め、丸太ん棒のような状態で試し漕ぎをして形になり始めたなと思ったら、クラブへの行き帰りのエスカレーターで天井に挟んで押し割ってしまった。

大先輩に謝ってシャフトから真っ二つになった木を見せたら、また何かにつかうでしょうと大先輩がそれをシェアパドルの束の奥にたてかけて、そのまま三年ほど寝かされたようになっていた。

おった後は自分で材木を買ってパドルを作りはじめて、その間中、折れた材が頭の隅にあった。どうにかうまくヒビの入ってない大丈夫な部分を切り出して、足りな分は他の木でおぎなってパドルにできないかもやもやしていた。

それをようやく形にしようと動き出した。だいぶ色の変わった青森ひばを割ってヒビの範囲を確認する。結果、端から端までの芯を米ひばで準備し、ブレード部分を青森ヒバでサンドイッチにした。


そのままでは完成に至らなかった材だけど、組み合わせで新しいパドルに作り替えて、これでトータル五本目のパドルができあがりそうだ。せっかく貼り合わせたラインが見えるので、割れ止めの伝統的な手法である千切(ちぎり)を飾りとしていれた。表面に象嵌ではいるだけなので、割れ止めには全然効いてはいないけど、木の色で模様がでるのを楽しみたい。



2020年11月23日月曜日

20201123 リハビリ

 晴れるけど、風の強い三連休。午前中は凪だけど午後は風が爆上げとかやりにくい日が多い。クラブのみんなも、それぞれの都合に合わせて、この日の午前中だけとかパラパラと漕ぎに来ていた。

そんな中、次のパドルを削ったりなんかして陸時間を過ごしつつ、朝の北風をなんとかしのげば1日海にいられそうな月曜に目標をあわせて三浦にでかける。始発よりは遅れた電車でのんびりだった。

白い自分の舟を支度して、朝のいつもの一回り。先週の北風と同じくらい吹いているような気がする。岸沿いでべったりと進みながら、いくつかのポイントで波遊びしながら進む。夜に西寄りの風が吹いていたからか、和田長浜の南端に波が入っていて、ここで初めて一本乗れた。砂底だから、いつもここに波があればいいのにね。

その先、釣り人に気をつけながら浜を回り込んで佃で一休み。9時位から風が落ち着いてくるのかなとみていたけど、なかなか落ちない。南の様子も見に行こうかなと、岸沿いに漕ぎ出したら、黒崎の鼻手前で向こうからくるカヤックに行き合う。あ、と思うと片方がパドルをあげて振ってくれた。大先輩とスリムな先輩だ。なかなか風が落ちないねぇといいながら、踵を返して佃に舞い戻り、それを北に回り込んだ浅い磯場で波遊びに興じる。

ここは浅いので、舟に角度がついて滑り込んでくると、バウが刺さらないか見ているだけでドキドキする。大先輩がちょっと良いやつに乗って行ったと思ったら、だいぶ浅いところまで追い込んだのか「ゴン」と音がしてそのあと浜に上がって舟を確認してた。

良い潮時だったので僕らも同じ浜にあがると、雰囲気イケメンの後輩が沖を漕いで通ったので、浜から手を振って呼び込んだ。この浜は冬の北東には風裏になって、しかも日が当たるので暖かい。快適に昼ごはんを食べた。後輩は久しぶりのカヤックだそうで、バーナーを出して昼ごはんからコーヒまで、ちょっと手のかかった外飯を楽しんでいた。

近況を聞くと、在宅勤務が長引いたせいか、まだ若いのにぎっくり腰になったそうだ。スリムな先輩も最近腰をやったらしく、今日おっかなびっくり漕いでいたそう。大先輩は左肩の調子を崩しているし、いぶりがっこ先輩やら他にも何人かクラブで腰をやった人がいる。意識して運動しないと、現状維持すら難しい世の中なんだなあ。

12月に入ったら、30km ほど漕ぐクラブのツアーがある。後輩はそれをやれるか腰を確かめるために今日漕ぎにきたそうだ。それならもう少し距離を出そうと、南は釜根まで一緒に行くことにする。四人で諸磯を目指し、大先輩とスリムな先輩はそのまま諸磯で波遊び。後輩と僕は釜根のつもりが長津呂崎まで漕いできた。後輩は漕いでる分には腰は良いのだけど、もう少し捻ってスターンラダーを入れるくらいまで行くと痛むそうだ。それでも30kmいける感触は掴んだのか、ツアーに申し込んでいた。

諸磯でまた四人となってしばらく遊び、暗くなる前にみんなで入江に戻って舟をあげた。大先輩とゲストさんなしで気ままに漕ぐのは久しぶりだ。多少の風や波も気にせず、ぶんぶん漕ぎ回れるのはとても楽しい。

2020年11月14日土曜日

20201114 肩透かし

 クラブの掲示板に、朝だけでもロールの練習をすると言う後輩の書き込みがあった。良いじゃないですかと意気込んで、クラブで待ち構えるつもりで朝から三浦にでかける。

さすがにまだ誰もいないので、まずは一通り回ってこようと薄い舟を支度して漕ぎに出る。波遊びができるポイントをいくつか周り、しっかりと濡れてこちらの準備は万端で入江に戻ってみた。

トイレがてらクラブハウスに行くと、ずいぶんと華やかな感じのツアー組が準備をしている。ちょっと風はあるけどだんだん落ちる方向だし、雲ひとつなくて暖かな日差しが最高だ。良い日ですよねと挨拶しながらオサレ同期のところにいくと、ロール練習を書き込んだ後輩は来れなくなったと教えてくれた。ありゃりゃ。

まあしょうがないかと、ツアー組にくっついて漕ぐことにして一緒に出かける。まだまだ北東の風が強い時間で、追い風にビュンビュンのって諸磯を抜け、黒鯛込を過ぎ、二町谷の階段で舟をあげて昼ごはんにした。日差しはあっても、服が完全に濡れていると風がとても寒い。乾いたインナーに着替えようと上半身裸になると、濡れた服を着ているより全然暖かい。皮膚って水を吸わないし、すぐ乾くから、動物の皮ってすごいなあ。まあ、馬鹿な感想を言っていないで、もう上半身はドライを着る時期だな。

準備どおりに着替えてみんなが昼ごはんを食べている東屋に行くと、なぜが大先輩は地べたに正座してみんなと話していた。なんかの罰ゲームみたくも見えるけど、大先輩はすごく落ち着いて居心地が良さそうだった。

昼が終わったら、弱り始めた北からの向かい風を漕いでまた諸磯を抜けて油壺で休憩のあと、三戸浜手前のいつもの浜に上がり、みんなでのんびりとする。今日は雲ひとつないので夕焼けに期待をして、日が伊豆半島近くに降りてくるまで気ままに話した。いよいよなタイミングで舟を出し、空のグラデーションを深めつつ太陽が陸に沈むのを海の上で見送った。

秋の暮れは足がはやいから、それに合わせて手も動かして入江に戻って舟をあげた。

2020年11月8日日曜日

20201108 雨後のなんとやら

雨の土曜日、晴れの日曜日。もちろん日曜に三浦ので動く。朝はゆっくり出てくると、レジェンド先輩が横瀬島に向かってすでに出ていた。

自分も薄い舟をだして支度をし、入り江に浮かぶ。前は長者に行ったので、今日は南に行こうか。風は一日穏やかな予報、どこでも行けそうだ。

網代崎はそれほどでもなかったのに、諸磯を越えるとうねりが入る。ありゃりゃと思いながら三崎の堤防を回ると結構いかつい。沖には漁船も数多く浮かび、久しぶりに晴れたと趣味人が、いろんな舟に乗って海に出てきてる。カヤックもその一味。

沖からの引き波にバウを三連、四連と刺し通しながら釜根を過ぎ長津呂崎の岩場を抜けるところで横瀬島からの帰りの先輩とすれ違う。なんでも朝はもっとうねりが入ってたらしい。しびれるね。

さらに進んで馬の背あたりでは、向かいからくるカヤックが2つ見えた。ファルトとスキンカヤックだ。

伝統的な木組みに布をかぶせたスキンカヤックはずっと気になっていて、自分でも作ってみたいと思っていた。なので、今までも何度か見かけたこのカヤック、よし、と思い切って近寄って声をかけた。

快く挨拶を返してくれたので、いろいろ話を聞かせてもらいながら、近くの浜で一緒に舟を上げ、不躾な質問をいくつもしてお時間をいただいた。実際に使っている人の経験談はありがたい。

お二人の予定の邪魔にならないようにとある程度でお礼をいい、自分は大先輩のツアー組に合流するために荒崎方面に向かった。

途中諸磯で少し寄り道して波遊び。灯台の入り江には浜いっぱいにカヤックが上がり、レース系の舟なども出入りしてにぎやかだ。そこにさらに別のカヤックグループが北からやってきて、浜がいっぱいなのを見てそのまま南に抜けていった。片手ですまない数のグループを複数見るなんてシーカヤックでは珍しい。土曜の寒い雨のあと、雨後のなんとやらだけど、それも納得の良い海況。

それで佃まだ北上するけど、肝心の大先輩のグループは見当たらない。とりあえず正午近くまでは佃で南北を見張ってぷかぷかしていたら、そのうち南にカヤックがつぶつぶと見えてきたので寄っていったらやっぱり大先輩のグループだった。

合流したらあとはのんびりと一緒に漕いで、休憩をはさみつつ休日の三浦を茜色の夕焼けまで楽しんで舟を上げた。

2020年11月4日水曜日

20201104 イニシエーション

飛び石連休のツアーの予備日としてとっておいた水曜日。午前中は北東の風が強めだけど、だんだん海況がよくなる予報。三浦の海でベースを確認するために出かけた。

ゆっくりとした支度で薄い舟を出して浮かぶ。網代崎には意外なうねりが入っているのを見ながら堤防を回り込む。

これからの季節を感じさせる北風に漕ぎ進む。荒崎から先はまた着いてから考えるにしろ、海況が許せば長者までは漕げるだろうか。

北に進みながら沖を見ると、まだ北東の風が強いのに、岸から離れて SUP が二人行く。怖くないのかな、もう少し岸によればいいのにと気になりながら漕いだ。

小田和湾を見渡して、行くと決める。向かい風を調子よく漕いで長者までついた。網代崎で感じたうねりは道中ずっとあり、長者では乗りやすそうな波になって沖から繰りかえしやってきてた。

いそいそとヘルメットをかぶろうと首周りに手を回してまず沈。ありゃりゃ。気を取り直して波に向かう。ようやくこの舟で乗れる波、乗れない波がわかってきた気がする。

何度かひっくり返されて、崩れ波を越えるのにもロールして、実践の試しは十分に繰り返す。そのうち長く走りすぎ、浅くなったところまでついつい引っ張ってしまったところで波が立ち上がり、波のてっぺんからの落ち込みでバウを沈めてしまう。それでバウを底に引っ掛けて前転したところで潮時とした。

長者の砂嘴に舟を上げてお昼ごはん。帰り道はのんびりと岸べたで、小田和湾も奥の方まで岸べたで帰った。この頃には北風はだいぶ落ちて舟はしずかに滑るように進み、まだ日のあるうちに小網代の入り江に滑り込んで舟を上げた。

クラブからの帰り道、落ち着いたヨットの群れを眺めながらとことこ歩いた。新しい薄い舟で一通りやられて、これで馴らしがおわったかな。


2020年10月31日土曜日

20201031 海の道を歩く

飛び石連休を使って大先輩の車で遠征。少数精鋭で三泊四日のツアーにでかける。漕ぐのは瀬戸内海のしまなみ海道のあたり。往復にそれぞれ1日ずつ必要になるけど、二日分もまるまる漕げれば御の字。

10/31

初日は移動日。ご時世的に車内はゆったりと、みんなのキャンプ道具を載せても余裕があって、後ろのハッチの窓からちゃんと後方が見えている。去年の隠岐の島なんかは天井まで荷物が積み上がって後ろの窓を隠してたなあ。

大先輩の運転でひたすら走って、尾道からしまなみ海道に入った時には歓声があがった。伯方島で明日からの食糧などを買い出しして、出艇予定の場所で夕日をみながら、みんなで明日の海を話し合って寝た。島の陰から上がった月はまん丸だ。潮流で有名な瀬戸内海、たっぷりと揉んでもらおう。


11/1

夜明け前からうきうきして目が覚める。朝の早い釣り人に混じって浜に立ち、白んでいく空を見ながら梨をひとつ食べた。一度出たらしばらくは海の上。その前に出すものを出しておきたいから、数時間前から口と胃袋を動かして、上から下に押し出してしまおう。

身支度を整えていつでも舟に乗れる状態にしてから、ちゃんとした朝ごはんを準備する。そのころには日もあがってみんなもそもそ動き出してる。

全員の準備が済んで舟と一緒に浜に並ぶ。遠足はここまでが長いけど、一人々々、海に浮かべば往路の苦労も泡になって頭の天辺からしゅわーっと抜けていく。残ったのは晴れ々れとしたみんなの笑顔。

漕ぎ出した目の前はちょっとした航路。船折瀬戸から出てくる貨物船が過ぎるのを待っていると、上げ潮で沖の方に横に横に流された。いいね。気を取り直して本格的に漕ぎ出す。まずは15km漕いで小さな島で一休み。その前に横切るぶっとい航路が要注意。来島海峡の東側にはそんな航路が束になって通っている。

航路の目印になるのは備後灘航路第1号灯浮標。それと、そのさらに先にある燧灘沖ノ瀬灯標で山だてして南に漕いでいく。潮のながれは左に左に。ただ舳先を島に向けてるだけだと当然横に横に膨らんで流されていく。風がない中で、ぼんやりとざばざばする潮の波にいつもとは違う海を感じる。ぺろっと舐めてみたら、三浦の海より塩気が少なくて甘く感じる。その奥に何か旨味もあって、ここでとれる魚は美味しいのだろうな。

航路を無事に抜けて目印の小さな島で一休み。ちょうど満潮の時間で、そばの大きい島との数百メートル隙間を潮が流れてエディラインもくっきり見える。そこに小さな渦巻がクルクル回っていた。潮は南から北に向かって流れてたようだ。どうりで休憩前、なかなかこの島が近づいてこないなと思ってた。

休憩の小さな島からはもう一時間でゴールの浜につく。ここもまた、大きい島と小さい島のペアになっていて、その間には潮流波が出てきていた。また向かいから流れてきていて、スタンディングウエィブに乗ると進みも戻りもせずに、舳先が流れを裂いて舟はそこにとまっている。渦潮に潮流波乗り。ちょっとだけ味わえた。

お目当ての島の浜に到着。舟をあげてみんなで乾杯。まだ日は高く、白い砂浜ときらきらした明るい海。その向こうには四国・今治がほんの数キロ先にある。20km漕いだのもあっという間、楽しく飲み食いして、テントに戻るのもあっという間。夜半からは雨。明日も雨の予報。臨機応変。


11/2

夜更の雨は強かった。その中の用足しもツアーの醍醐味。戻りがけに隣のテントが目に入る。筋トレ後輩のテントだ。テントの上には漕ぎ用の服一式が乗って雨にうたれている。真水で塩抜きするとは準備がいいね。まあ、もう手遅れだから、飛ばされるほど風も強くないし、無理に起こさず朝までぐっすり眠ってもらおう。

朝起きてめいめいが朝食をとり、手荷物を畳んで支度を終える。漕ぐ用の服に着替えたら、濡れてジャリジャリのテントを畳んで、雨の露天で朝ごはんを作る。山に慣れた人にはこれが珍しく映ったらしい。山だったら、濡れないようにテントの中でご飯をとるのだそうだ。

考えてみると、濡れるのにはずいぶん鈍感になっている。だから、かさばるテントは先に畳んで舟に積み込んじゃって、あとは細々とした道具でご飯をつくったら、すぐにでかけられるようにと思っちゃう。

雨の中また海に浮かぶ。寄り道しながら戻る 25km ほどの行程で伯方島に戻る。昨日と違って曇り空の下に島影も霞んでいる。昨日よりまとまって漕ぎながら、航路をわたり寄り道の四阪島を目指す。雨は降っているようだけれど気にはならず、風はぺったりとして灰色に凪いだ水面。滑るように進んでとても良いペース。

面ツルだなーと思いながら途中を見回すと 360度水平線。島陰も薄いので、海の真ん中感がさらに増す。三浦で漕ぐ時はいつも視界の半分に陸がかぶるから、ぐるり水の上の新しい景色に刺激される。帰ったら、パヤオのソロ往復にチャレンジしてみたい。

四阪島の手前で、シワのよった海が近づいてきた。面ツルとの境がくっきりとある。その上の空は少し雲が薄くて明るい。雲の切れ目は風が吹き下ろしている所と噂に聞いたなあと、強まる向かい風に舳先を突っ込んで、ほいほいと漕いだら四阪島についた。

四阪島では小さな浜を見つけて上がった。漕いでいる間は気にならなかった雨が、陸にあがると急に視界に入ってくる。木のしたに入って雨宿りをしながら、「この浜にまたくることがあるのかねー」とだべる。

また雨の中漕ぎ出して、伯方島のゴールが雨の中でもはっきり見える。雨は本降りのまま続くから、今晩の寝泊りをどうするか、相談しながら漕いでいく。結果、テントははらずにすむ場所で泊まろうと言うことになり、今後の予定が確定したところでゴールにつく。

最後の一漕ぎはいつもペースが遅くなる。浜につくと舟を車に片付けなくてはいけない。そう思うとパドルのひとかきが短くなり、ピッチも遅くなり。水を撫で回すだけでできるだけ浮いていたいと思う。そうは言いながらも、昨日から飲んだお酒が体の中に溜まっていて、陸の用事を済ませろと体がせっつく。心と体がちぐはぐになりながらバウを砂浜にすりあげて海の道をおしまいにした。


11/3

予定どおり夜明け前から車に乗り込み、渋滞にもはまらずに無事に横浜まで帰る。行きはいつもトロトロで、帰りはあっという間に感じるけれど、実際にかかった時間は同じくらい。いつものことながら免許のない僕には舟ごと全国あちこちにつれていってくれる大先輩のツアーはほんとうにありがたい。その帰りの車中、自立したカヤッカーというキーワードがでてきた。自分で行程を考えて準備をして、知らない海を漕いで無事に帰ってくる。なんてワクワクする話なんだろう。

もっと漕ぎたくなって帰ってくるいつものパターン。明日は予備日に休みをとっておいたから、三浦で少しクールダウンしにいこう。カヤックたのしい。

2020年10月24日土曜日

20201024 波遊び行脚

やっと天気の良い週末。ゆっくり起きてクラブハウスに向かう。いぶりがっこ好きの先輩がもう支度を終えて舟をだすところだった。

薄い舟で自分も支度をして追いかける。ひょっとしたら波が上がってくるかもしれない期待がある。昼下がりから南風があがりそうなので遠出はできないから、近場をくるくる回ろう。

近場のポイントには先輩がいて遊んでた。僕らだけだ。波はというと、うねりっ気はあるのだけど大きくはなく、薄いこの舟だと、スターンが波に潜ってしまい、波が押してくれない。あらかじめガンガン漕いで波にスピードを合わせていかないとだめだった。それを横目につるりと波に入り込んで乗っていく先輩のオレンジシメスタ。これは歴戦の勇士で、ハルが補修の色であちこちしているのでマダラちゃんと呼ばれている。先日のサーフ遠足で乗ったけど、とてもいい舟だ。クラブでも一番人気のシェア艇だと思う。

これ以上メンバーは出てこないようなので、先輩と二人で狭い岩場のポイントの様子を見に言ってみた。ここは危ないので積極的には乗らず、波の弱いところで様子見だけ。岩場にいて浮いていたら、知り合いがたまたま陸から遊びに来ていて声をかけてくれた。三人で挨拶話をする。知り合いは、明日の朝、潮が低い時を狙って波遊びにくるそうだ。おきをつけてー。

お昼は手近の浜に上がってたっぷり日光を浴びた。まだまだ昼日なかの日差しには力があるけど、濡れた服に風があたるともう寒い。上着を脱いで乾かしながら、体もだいぶ温めた。それでまた舟を出すとマスコット先輩が小網代の方から漕いできた。午後は風が上がりそうだから気をつけましょうと声をかけて分かれる。僕らは諸磯まで漕いで、南からのうねりでもう一度たっぷりと水に濡れて帰った。

日のあるうちに上がって片付けてたのに、日が落ちるのがとても早い。日中漕げる時間がどんどん短くなるなあ。もう次の夏が待ち遠しいけど、ツアーに行くなら一番良い時期。服装を気をつけてバンバンこごう。